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ティモシー・シャラメ「オペラは誰も気にしない」発言に批判 英ロイヤル・バレエ&オペラも反論

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ティモシー・シャラメ「オペラは誰も気にしない」発言に批判 英ロイヤル・バレエ&オペラも反論
ティモシー・シャラメ 写真:Amy Sussman/Getty Images
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俳優ティモシー・シャラメの過去の発言が、いま再び注目を集めている。映画宣伝中のインタビューで「オペラやバレエはもう誰も気にしていない」と語った部分がSNSで拡散され、オペラ界やバレエ界から反発の声が相次いだ。英国の名門劇場や著名オペラ歌手らもコメントを発表し、議論が広がっている。

ティモシー・シャラメの発言がSNSで再燃

映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』のプロモーションを進める中で、俳優ティモシー・シャラメの過去インタビュー映像が再び話題となっている。

この映像は、映画『インターステラー』にも出演していたマシュー・マコノヒーとのトークイベントでの発言を収めたもの。2人は観客の集中力の変化や、ゆったりしたテンポの映画が今も受け入れられるかについて議論していた。

シャラメは若い観客の中にもそうした作品を求める層はいるとしつつ、次のように語った。

「“これは真剣な映画だ”と旗を振ってアピールしなければならない時もある。でも、人々が本当に観たい作品なら、『バービー』や『オッペンハイマー』のように自然と劇場へ足を運ぶものだ」

その流れの中で、シャラメは冗談交じりに次のように語った。

「僕は、バレエやオペラの世界で働きたくはない。“もう誰も気にしていないけれど、とにかく存続させよう”という感じの世界だから」

この発言部分がSNSで拡散され、舞台芸術関係者から批判が集まることになった。

英国名門劇場ロイヤル・バレエ&オペラが反論

英国の名門劇場ロイヤル・バレエ&オペラは声明を発表し、オペラとバレエの文化的価値を強調した。

声明では、これらの芸術が長年にわたり多くの分野に影響を与えてきたと指摘する。

「バレエとオペラは孤立した芸術ではありません。演劇、映画、現代音楽、ファッションなど、さまざまな分野に影響を与え続けてきました。何世紀にもわたり文化の形成に関わり、現在も世界中で何百万人もの観客が楽しんでいます」

オペラ歌手からも批判の声

発言には音楽家からも反発が広がっている。

米国のオペラ歌手イザベル・レナードはSNSで、シャラメの発言を「視野の狭い見方」と批判。「他の芸術家を軽く扱う発言は、その人物の姿勢を物語る」と指摘した。

またカナダのオペラ歌手ディーパ・ジョニーも「残念な見解だ」とコメント。「生の舞台、バレエ、オペラの持つ魔法のような体験に勝るものはない。こうした芸術を支え、分野を超えて高め合うべきだ」と訴えた。

さらにアイルランドのオペラ歌手ショーン・テスターもSNSで、「人気の有無と文化的価値を混同した見方だ」と批判。「オペラやバレエは時代遅れではなく、常に再解釈され進化し続けている芸術だ」と強調した。

オスカー戦線にも影響か

シャラメは現在、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』での演技によりアカデミー賞有力候補の一人と注目されている。しかし近頃は、オスカーキャンペーンの勢いがやや鈍化しているとの見方もある。

アカデミー賞授賞式は現地時間3月15日に開催予定で、授賞式を前にシャラメをめぐる話題が思わぬ形で注目を集めることになった。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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