『高慢と偏見』の影のヒロイン、メアリー・ベネットを描くBBC新シリーズが登場
ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』に登場するメアリーを主人公に描く、BBC–BritBoxの新シリーズ『The Other Bennet Sister(原題)』。ロンドンでの初公開試写では、キャスト陣が役作りやキャラクターの魅力について語り、シリーズの注目ポイントが明かされた。
メアリー・ベネット役に挑むエラ・ブルッコレリ
原作小説を基にした全10話の本作は、地味で目立たないベネット家の三女メアリーが、自らの道を切り開く成長物語。『コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語』や『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』のエラ・ブルッコレリが主演を務める。ブルッコレリは役を得た際、「ページ上で愛せるキャラクターだと思った」と語り、メアリーの内面の変化を丁寧に表現している。
名優陣が描くベネット家の人物像
ルース・ジョーンズ(『ギャヴィン・アンド・ステイシー』)とリチャード・E・グラント(『Saltburn』)が両親役を務め、ジェーン、リジー、キティ、リディア役にはそれぞれマディ・クローズ、ポピー・ギルバート、モリー・ライト、グレース・ホッグ=ロビンソンが配される。ジョーンズは、役について「18世紀の不動産仲介業者のような母」と表現し、娘たちを結婚可能性で評価する母親の視点をコミカルに語った。
キャラクターの細部に宿る人間味
ブルッコレリは、「母親の視点を通して自分を見つめるメアリーが、独立して幸福を決めることは当時としては大胆な行動」と指摘。恋愛相手を通して異なる一面を見せるメアリーの描写についても、デイヴィッドソンやフィンらキャストが、それぞれの人物関係を通して生き生きとした人間模様を語った。
初公開試写で語られた役作りの裏話
試写会後のQ&Aでは、キャスト陣が役作りの工夫やキャラクターの魅力を披露。ジョーンズは笑いながら「母親役の秘密兵器は胸元」と語り、観客にキャラクターのユーモラスな一面を伝えた。また、ブルッコレリはメアリーの「難しい決断」を経て成長する姿に焦点を当て、視聴者に共感を促す演技を見せている。
放送情報
『The Other Bennet Sister』は英国で3月15日にBBCにて放送開始。米国では後日、動画配信サービスBritBoxで視聴可能となる。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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