鈴鹿央士主演、城定秀夫監督『藁にもすがる獣たち』映画化決定 曽根圭介原作のサスペンス
俳優の鈴鹿央士が、江戸川乱歩賞作家・曽根圭介の小説を城定秀夫監督が映画化する『藁にもすがる獣たち』に主演することが分かった。

鈴鹿央士主演、曽根圭介原作のサスペンス映画が誕生
チャンネル登録者数2桁の大学生YouTuber・佐藤寛治が、ネットカフェに忘れられたボストンバッグの中から現金1億円を見つけたことをきっかけに、さまざまな人間の思惑や欲望が絡み合う争奪戦に巻き込まれていくサスペンスだ。
脚本を手掛けたのは、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(2023)、『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(2025)などの小林靖子で、「原作者サイドから大きく変えてほしいとのオーダーをいただき、逆にプレッシャーを感じつつ作業に当たりました」と説明。その上で、「泣けません。恋愛もありません。感動もありません。心に一切負担をかけない映画です。日常のあれこれを忘れていただければ幸いです」と冗談交じりに語っている。
鈴鹿央士「滑稽さも感じる人間ドラマ」
鈴鹿は脚本を読み、「ハラハラドキドキする物語ですが、人間が何かを渇望した時に起こす行動や何かにすがろうとする姿を見ると、滑稽に見えたりするかもしれません」と分析。
既に撮影を終え、「チームワークも良く、皆でいいものを作っていこうという姿勢の中で、良いテンポで撮っていたので心地良かったです。さまざまな角度から楽しんでいただける映画になっていると思います」と手応えを感じている様子だ。
城定秀夫監督「娯楽映画への敬意を込めた」
城定監督は、「自分の中でのテーマは、東映プログラムピクチャーの復刻」と掲げて制作に臨んだ。そして、「映画にとって一番大切なことは『面白いこと』であると思っています。ですので、かつて自分を楽しませ、励ましてくれた数々の娯楽映画へ敬意をこめて、なりふり構わず面白いことをたくさんやらせていただきました。魅力的なキャスト、優秀なスタッフの力でとても素敵な映画に仕上がったと自負しております」と自信のほどを語った。
『藁にもすがる獣たち』は、9月25日に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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