シャキーラ、自分の息子たちは「バービー」を「男性らしさを奪うもの」と感じたと語る

コロンビアのスーパースターは、アカデミー賞受賞作品におけるグレタ・ガーウィッグのフェミニズムのブランドのファンではなかったと、最近のインタビューで説明している。

多くの著名人がグレタ・ガーウィッグの大ヒット作「バービー」への愛を声高に語る中、シャキーラは批判の声を上げている。

「Allure」のプロフィールとカバーストーリーで、失恋によって打ちのめされた後のエンパワーメントを見出すことを扱った新アルバム「Las Mujeres Ya No Lloran」（「Women No Longer Cry」）を発表したコロンビアのポップスターは、このアカデミー賞受賞作品についての考えを聞かれた。

シャキーラは率直に答え、「私の息子たちは本当に嫌がっていました。男性らしさを奪うものだと感じたようです。そして、ある程度は同感です」と述べました。

「私は2人の息子を育てています。女性を尊重しながらも、彼らにも力強さを感じてほしいと思っています。ポップカルチャーは、男性から男性であることの可能性、保護し提供する可能性を奪うことなく、女性に自信を与えようとするとき、私はそれが好きです」と彼女は説明した。

シャキーラはこのコメントを明確にし、「女性としての本質や女性らしさを失うことなく、女性にすべてのツールと信頼を与えることができると信じています。男性は社会において一つの目的を持ち、女性も別の目的を持っていると思います。私たちはお互いを補完し合っており、その補完性を失ってはいけません」と付け加えた。

アーティストの考えに驚いたように見えるインタビュアーのパトリシア・アルフォンソ・トルトラーニは、「女性がすべてをこなせるからといって、そうすべきだということではないのですか？」と尋ねた。

歌手は、「なぜ、それを担う資格のある人々、それを担う義務のある人々と負担を分かち合わないのでしょうか？」と答えた。

アルフォンソ・トルトラーニは、「バービー」に関するスーパースターの意見は「シャキーラのパラドックスの一部だ」と指摘しました。「女性はあらゆる力、あらゆる主体性、そして望むあらゆるセクシーさを体現したり表現したりする資格がある。それでも、男性に男らしくあることを期待することは、彼女のフェミニズムのブランドを裏切ることにはならない」と。

シャキーラは「バービー」を好まなかった人の一人でしたが、この映画は大成功を収めた。女性単独監督作品として初めて興行収入10億ドルを超える記録を打ち立てたのだ。また、アカデミー賞にも8部門でノミネートされ、最優秀オリジナル歌曲賞を受賞した。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。