『モンキー・マン』と『オーメン:ザ・ファースト』が『ゴジラxコング』に次ぐ2位争いを展開する見通し
レジェンダリーとワーナー・ブラザーズの『ゴジラxコング新たなる帝国』は、今週末も3,500万ドル以上の興行収入で1位を維持することがほぼ確実だ。
デヴ・パテル監督デビュー作『モンキー・マン』と、超常現象ホラーの古典『オーメン』の前日譚『オーメン:ザ・ファースト』の間で、2位争いが激化する可能性がある。
俳優兼脚本家であるジョーダン・ピールは、パテルの映画に感銘を受け、ピールのモンキー・ポウ・プロダクションズのプロジェクトに参加し、ピールの映画制作の拠点であるユニバーサルに持ち込んだ。インドを舞台にした復讐スリラーであるパテルの映画は、批評家から絶賛され、強さと勇気の象徴であるハヌマーンの伝説と、『ジョン・ウィック』シリーズにインスパイアされている。
パテルは監督に加えて、夜毎に地下格闘クラブで働いて細々と生計を立てているゴリラのマスクをかぶった無名の若者を演じており、母親の死に責任のあるエリート集団に潜入して復讐する方法を発見する。そうすることで、彼は街の貧しい人々や無力な人々を救うことにもなる。
トラッキングによると、『モンキー・マン』の初週末興行収入は1,300万ドルから1,400万ドルになる見込みで、『オーメン:ザ・ファースト』も同様だ。この2作品は、互いに競合するだけでなく、『ゴジラxコング』とも若い男性の観客を奪い合うことになる。一方、20世紀スタジオの『オーメン:ザ・ファースト』は、若い女性の観客も取り込むことを狙っている。
海外では、『オーメン:ザ・ファースト』が今週末、ほぼすべての主要市場で公開される一方、『モンキー・マン』は北米公開に合わせて27の市場から始まるなど、ゆっくりと展開していく予定だ。
先週末、『ゴジラxコング』は国内で8,000万ドルの大ヒットを記録し、レジェンダリーとユニバーサルのモンスターバースシリーズ5作品の中で2番目に高い成績を収めた。世界的にはすでに2億ドルを突破している。
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