バーブラ・ストライサンド、『アウシュヴィッツの入れ墨師』のエンドクレジット曲を歌う

Barbra Streisand Sings Closing Credits Song The Tattooist of Auschwitz
バーブラ・ストライサンド 写真KEVIN MAZUR/GETTY IMAGES

エンドタイトル曲『Love Will Survive』は、5月2日に『アウシュヴィッツの入れ墨師』の6部構成のシリーズが初放送された後、PeacockとSkyのリミテッドシリーズの最後のシーンを印象的なものにする狙い。

バーブラ・ストライサンドは、PeacockとSkyのオリジナルドラマ『アウシュヴィッツの入れ墨師』のために新曲『Love Will Survive』をレコーディングした。クレジットが流れた後の最後のシーンを印象的で胸を打つものにする効果を狙う。

テレビシリーズのために初めてレコーディングを行ったストライサンドは、ナチスの強制収容所で出会い、恋に落ち、一緒にホロコーストを生き抜くことを誓った2人の若いユダヤ人囚人についてのシリーズのエンドタイトル曲を歌っている。

ハンス・ジマーとカーラ・タルヴェが、ハーヴェイ・カイテルメラニー・リンスキー、ジョナ・ハウアー=キング、アンナ・プロチュニアック、ヨナス・ナイが出演するリミテッドシリーズのためにこのオリジナル曲を作曲し、ストライサンドはホロコーストの記憶と再び台頭しつつある反ユダヤ主義の脅威を想起させるためにこの曲をレコーディングした。

「今日、世界中で反ユダヤ主義が高まっているため、このシリーズの文脈で『Love Will Survive』を歌うことで、80年足らず前に失われた600万人の魂を追悼したいと思いました。そして、最も暗い時代においても、愛の力は勝利し、耐え抜くことができるということを伝えたかったのです」とストライサンドは声明で述べた。

ジョナ・ハウアー=キング 写真MARTIN MLAKA/SKY UK
アンナ・プロチュニアック 写真MARTIN MLAKA/SKY UK

『Love Will Survive』の歌詞はチャーリー・ミッドナイトが書いたもので、この曲は5月2日のリミテッドシリーズの放送に先駆けて4月25日にリリースされる予定。『アウシュヴィッツの入れ墨師』は、ヘザー・モリスの同名の書籍に収められたラリとギタ・ソコロフの実話にインスパイアを受けている。

この6部構成のシリーズでは、カイテルが、1942年にホロコースト中のナチスの最大の強制収容所・絶滅収容所であるアウシュヴィッツ=ビルケナウに到着したスロバキア系ユダヤ人のラリ・ソコロフ年老いた姿を演じる。
ソコロフは、仲間の囚人の腕に識別番号を入れ墨する仕事をしていた。若き日のソコロフ(ジョナ・ハウアー=キング)は、ギタ・ソコロフ(アンナ・プロチュニアック)の腕に入れ墨を入れるものの、2人の若いユダヤ人は一目惚れし、一緒にナチスの死の工場を生き抜くことを誓い合う。

ストライサンドは、『エバーグリーン』『ウェイ・ウィー・ウェア』『ナッツ』『ウーマン・イン・ラブ』など、多くの映画のスコアやエンドタイトル曲をレコーディングしてきた。『Love Will Survive』は、ウォルター・アファナシエフとピーター・アッシャーがプロデュースし、ストライサンド、ジェイ・ランダース、ラッセル・エマニュエルがエグゼクティブ・プロデュースしたもの。

『アウシュヴィッツの入れ墨師』は、タリ・シャロム=エゼールが監督し、クレア・マンデル、ジャクリーン・ペルスキー、セリーナ・トンプソンがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。

ハーヴェイ・カイテル、メラニー・リンスキー 写真MARTIN MLAKA/SKY UK

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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