パラマウント、スカイダンスとの取引交渉の最中にCEOボブ・バキッシュとの別れを予定
エンターテインメント企業は、スカイダンスとの独占的な取引交渉の最中に、月曜日に決算報告を行う予定だ。
パラマウントでのボブ・バキッシュ時代が終わりに近づいている。
ウォールストリート・ジャーナル紙の報道によると、パラマウントのCEOは今後数日の間にこのエンターテインメント大手と別れを告げる可能性がある。パラマウントは月曜日の午後に四半期決算を報告する予定で、もし彼が退任するとすれば、それまでになるだろう。
パラマウントの広報担当者はコメントを控えた。
CEOの差し迫った退任は、パラマウントと支配株主のナショナル・アミューズメンツが、デビッド・エリソン率いるスカイダンス、ジェリー・カーディナーレのレッドバード・キャピタル、KKRと独占的な売却交渉を行っている中で起こった。
しかし、別の潜在的な入札者であるプライベート・エクイティ企業のアポロが、ソニーとのオファーでのパートナーシップについて初期的な協議を行っていることもあり、スカイダンスとの独占期間が終了するまでは、そのようなオファーを取締役会に提示することはできない。
ウォールストリート・ジャーナル紙は、バキッシュの潜在的な退任について最初に報じ、検討されている計画では、少数の上級幹部がバキッシュの代わりに暫定的に就任するとしている。
バキッシュの退任は、パラマウントの運命における最新の展開となる。バキッシュは、2019年に支配株主のシャリ・レッドストーン氏とともにCBSとバイアコムの合併を助け、現在の同社の形を作るのに貢献した。同社は2022年にパラマウントに社名変更した。
パラマウントには、有名なパラマウント映画スタジオと敷地、CBS、パラマウント+ストリーミングサービス、そしてMTV、ニコロデオン、コメディ・セントラルなどの旧バイアコムのケーブルチャンネルが含まれる。
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※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。