『フォールガイ』が2,800万ドルでデビューする見込み

'The Fall Guy' Headed Toward $28M Debut
ライアン・ゴズリングが「フォールガイ」でコルト・シーヴァーズ役を演じる

ゼンデイヤ主演の『チャレンジャーズ』は2位をキープ、1999年の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』が再上映され3位になる見込み。

フォールガイ』は今週末、夏の映画シーズンの幕開けとなる全米ボックスオフィス1位でデビューするが、当初の予想を下回る結果となりそうだ。金曜日に1,040万ドルを稼ぎ出した同作は、週末の興行収入が2,800万ドルになると予想されている。これは、当初3,000万ドルから3,500万ドルと予想されていたものから下方修正された数字だ。

この映画は観客からCinemaScoreでA-の評価を得ているので、口コミで今後数週間で挽回する可能性もある。

『フォールガイ』の正味予算は、オーストラリアでの撮影のインセンティブを考慮すると1億3,000万ドルと言われている。海外では週末に2,580万ドルを稼ぎ出す見込みで、世界総興行収入は6,540万ドルになる見通しだ。『フォールガイ』の数字は1年前に比べて低下しており、当時は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Volume 3』が全米で1億1,840万ドルでデビューし、映画館オーナーが期待する夏の幕開けの結果に沿ったものだった。

この10年間で引く手あまたの監督となったスタントマンのデビッド・リーチが、このプロジェクトを手がけている。

ライアン・ゴズリングが、行方不明になった映画スターを追跡しなければならないスタントマンを演じている。エミリー・ブラントはその映画の監督役で、ゴズリング演じる主人公の元恋人でもある。アクションが中心のこの映画にはロマンスも盛り込まれている。アーロン・テイラー・ジョンソンが行方不明の映画スターを演じ、ウィンストン・デューク、ハンナ・ワディンガム、ステファニー・スーも出演している。3月にサウス・バイ・サウスウエストで初公開されたこの映画は、Rotten Tomatoesで批評家スコア83%を獲得している。

ユニバーサルは、この作品をハリウッドとスタント・コミュニティへのラブレターとして宣伝し、スタントを重視したプレミア、格闘シーンを中心としたテレビ出演、テーマパーク・ショーを行っている。1980年代のテレビ番組を基にしたこの作品は、昨夏の『バービー』でケン役でオスカーにノミネートされたパフォーマンスや、アカデミー賞や「サタデー・ナイト・ライブ」での breakout moments に続き、ゴズリングの人気が最高潮の時期に公開される。

アマゾンMGMスタジオの『チャレンジャーズ』は2週目も好調をキープし、42%の落ち込みに留まり、2位で870万ドル、累計3,050万ドルの見込み。ゼンデイヤ、ジョシュ・オコナー、マイク・ファイストが出演するセクシーなテニス・ドラマだ。

今週末のもう一つの新作は、ソニーのスクリーン・ジェムズが800万ドルの予算で製作したホラー映画『タロット』だ。スペンサー・コーエンとアンナ・ハルバーグが監督を務め、7人の友人が偶然、呪われたタロットカードに閉じ込められた悪の存在を解き放ってしまうというストーリー。観客からはCinemaScoreで低めのC-の評価を受け、批評家からはRotten Tomatoesで8%の評価を得た。スタジオは「タロット」のマーケティングキャンペーンをすべてデジタルで行った(テレビや看板広告はなし)。

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の再上映に次ぐ4位で630万ドルの興行収入が見込まれている。『ファントム・メナス』は公開25周年と、「スター・ウォーズ」にちなんだ5月4日の「メイ・ザ・フォース」の日を記念して再上映されており、750万ドルの興行収入が予想されている。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。

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