Netflix、カンヌで話題となったトランスジェンダーの犯罪ミュージカル『エミリア・ペレス』の獲得に動く

Netflix in Talks to Acquire Emilia Perez, Selena Gomez Cannes Movie
セレーナ・ゴメス『エミリア・ペレス』より
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ゾーイ・サルダナセレーナ・ゴメス、カルラ・ソフィア・ガスコンがジャック・オーディアール監督作品に出演。

Netflixは、今年のカンヌ国際映画祭で最も話題になった作品の1つである『エミリアペレス』の獲得に向けて交渉中だ。

脚本・監督のジャック・オーディアールによるこの映画は、カルテルのリーダーが、ビジネスから手を引き、密かに準備していた女性へのトランジションを実現するために、過小評価されている弁護士を雇うという物語だ。

ゾーイ・サルダナが主演を務め、セレーナ・ゴメスとエドガー・ラミレスが出演。タイトルキャラクターを演じるのは、ブレイクを果たしたカルラ・ソフィア・ガスコンだ。

この映画は、カンヌで長い拍手喝采を浴び、批評家からほぼ全員が絶賛し、温かい反応を得た。

『ハリウッド・リポーター』のレビューには次のように書かれている。「基本的には犯罪と贖罪のドラマだが、そこにアルモドバル風のユーモアの流れが自然に入り込み、メロドラマ、ノワール、社会リアリズム、テレノベラのキャンプのヒント、そしてサスペンスへの劇的なエスカレーションの瞬間があり、最終的には悲劇に触れている。これらすべてが、ジェンダー・アイデンティティとトランスの解放に関する繊細な核心的探求を、タイトルロールで素晴らしい発見となったカルラ・ソフィア・ガスコンの壮大な演技を通してシームレスに包み込んでいる」

昨年のカンヌで賞レースの有力候補となった『メイ・ディセンバー ゆれる真実』を獲得したNetflixは、最近、グレン・パウエル主演、アンソニー・マッキーとローラ・ダーンが共演する『モンサント』を購入するなど、市場で積極的に動いている。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。

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