HBO『A Knight of the Seven Kingdoms(原題)』新キャスト発表 ─ ターガリエン家のデイロンを含む7人の配役決定
HBOの『A Knight of the Seven Kingdoms(原題)』が、新たに7人の俳優と彼らが演じる役を発表した。これは『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚であり、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の続編となる。
キャスティングにはデイロン・ターガリエンを演じる俳優も含まれる。この名前は『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のファンには馴染みがあるかもしれないが、顔はお馴染みではないだろう。しかし、ジョージ・R・R・マーティンのファンタジーの世界ではよくあることだが、デイロン・ターガリエンは複数存在し、このデイロンは『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』に登場するものとは異なる。
『A Knight of the Seven Kingdoms』でデイロンを演じるのは、ヘンリー・アシュトン(『A Good Girl’s Guide to Murder』)。このデイロンは「酒飲みのデイロン」として知られており、マエカー・ターガリエン1世の長男で、予知夢を見ることで有名。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』では、デイロンはヴィセーリス王とアリセント・ハイタワーの4番目の子供で、シリーズ内で画面に登場していないものの、時折言及されていた。すでにデイロンの登場がファンの間で多くの憶測を呼んでいる。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のショーランナー、ライアン・コンドルは以前、シリーズにおけるこのキャラクターについて「デイロンはまだキャスティングされていません。彼はドラマの中でキャラクターとして存在していますが、現時点の物語ではオールドタウンにいて、幼少期にそこに送られました。そのため、まだその世界で視点となるキャラクターが登場しておらず、そこに行く劇的な理由もありません」と語っている。
また、以下の6人の俳優と役も発表された。
- エドワード・アシュリーがサー・ステフォン・フォッソウェイ役。
- ユセフ・カーコアがスティーリー・ペイト役。
- ダニエル・モンクスがサー・マンフレッド・ドンダリオン役。
- ショーン・トーマスがレイモン・フォッソウェイ役。
- トム・ボーン=ローラーがプラマー役。
- ダニー・ウェブがサー・アーラン・オブ・ペニーツリー役。
この番組の公式な説明は次のとおり。「『ゲーム・オブ・スローンズ』の出来事の約1世紀前、ウェスタロスをさまよう2人の意外な英雄…若く、純真でありながら勇敢な騎士、サー・ダンカン・ザ・トールと、彼の小柄な従者エッグが登場する。ターガリエン家がまだ鉄の玉座を保持し、最後のドラゴンの記憶がまだ生き続けている時代を舞台に、偉大な運命、強力な敵、そして危険な冒険が、この意外で比類なき友人たちを待ち受けている」
6エピソードからなる第1シーズンは、ジョージ・R・R・マーティンの短編小説『The Hedge Knight』を原作としており、ピーター・クラフィーがダンク役、デクスター・ソル・アンセルがエッグ役を演じる。番組はマーティンとショーランナーのアイラ・パーカーが共同制作する。
HBOの『A Knight of the Seven Kingdoms』は米国で2025年に公開される予定。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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