セガの格闘ゲーム『エターナルチャンピオンズ』が実写映画化 ― 『ジュラシック・ワールド』の脚本家が執筆
『ジュラシック・ワールド』シリーズの脚本家であるデレク・コノリーが、セガのビデオゲーム『エターナルチャンピオンズ』の実写映画化の脚本を担当することになり、映画の製作はSkyDance(スカイダンス)が行う。
『エターナルチャンピオンズ』は1994年にセガが開発・発売した格闘ゲームで、メガドライブ向けにリリースされた。
ストーリーは次の通り:地球の暗い運命を変えるために「エターナル・チャンピオン」として知られる存在が、歴史上の重要な人物たちの魂を集める。彼らは本来なら偉業を成し遂げるはずだったが、約束を果たす前に命を落とした者たち。選ばれた者たちはチャンピオンのコンテストに参加させられ、優勝者は命を取り戻し、地球のバランスを回復させるために必要な英雄となる。一方、敗者たちは死の直前の瞬間に戻ることになる。
このゲームは、個性豊かなキャラクターたちが高く評価されている。例えば、紀元前5万年から来た狩人であるスラッシュや、2030年のシリア出身の賞金稼ぎブレード、1920年代の泥棒ラーセン、そして20世紀初頭にアクロバットとして身を偽ったロシアの貴族ジェッタなど、さまざまな時代背景を持つキャラクターが登場している。
コノリーは、コリン・トレヴォロウと共に『セーフティ・ノット・ギャランティード(原題)』の脚本を共同執筆し、2013年にインディペンデント・スピリット賞の最優秀新人脚本賞を受賞。また、2012年のサンダンス映画祭ではウォルド・ソルト脚本賞も受賞している。
それ以来、コノリーはシリーズ作品の頼れる脚本家としての評判を築いてきた。恐竜をテーマにした作品やライトセーバーを使う作品など、幅広く手掛けている。彼はトレヴォロウと共に、恐竜シリーズをリブートさせ、全世界で16.7億ドルを稼いだ2015年の映画『ジュラシック・ワールド』や、2018年の続編『ジュラシック・ワールド/炎の王国』に取り組んだ。また、レジェンダリーのモンスター・ヴァースシリーズの『キングコング: 髑髏島の巨神』、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』、そして2019年の『名探偵ピカチュウ』でもクレジットされている。
最近では、ソニーと任天堂によるビデオゲーム『ゼルダの伝説』の映画化に取り組み、ウェス・ボールが監督を務める予定。また、クリス・ヘムズワースが主演するパラマウントの未発表の『トランスフォーマー』と『 G.I.ジョー』のクロスオーバー映画プロジェクトにも関わっている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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