2024年エミー賞ハイライト: 受賞者と主な出来事
エボン・モス=バクラックは2024年エミー賞の開幕を飾り、『一流シェフのファミリーレストラン』のコメディ部門最優秀助演男優賞を受賞した。これは、同作品が今後多くの賞を獲得するであろう最初の一歩となった。
「このすばらしい作品に携わり、素晴らしい人々と一緒に仕事ができて本当に感謝しています」と、ヒット作『一流シェフのファミリーレストラン』でおしゃべりなリッチーを演じる彼は簡潔に述べた。
2024年のエミー賞で、『SHOGUN 将軍』は序盤で苦戦したものの、最後まで健闘。一方、『私のトナカイちゃん』は最優秀リミテッドシリーズ賞を含む4つの賞を獲得した。『SHOGUN 将軍』の共同制作者ジャスティン・マークスは、ディズニーとFX/Huluの決断に驚きを示し、「高額な日本時代劇の制作を承認してくれた理由が分からない」と述べた。『SHOGUN 将軍』は14のクリエイティブアート部門エミー賞を獲得し、さらに25部門でノミネートされるという驚異的な成果を上げた。
その直後、ビリー・クラダップが『ザ・モーニングショー』で複雑な性格のコリーを演じた役でドラマ部門最優秀助演男優賞を獲得。
2024年エミー賞の放送開始時、共同司会者のユージン・レヴィは、エミー賞史上最多のコメディ部門ノミネートを獲得した作品の変則的な分類について冗談を飛ばした。「私はこの番組が大好きです。皆さんの中には『一流シェフのファミリーレストラン』が本当にコメディなのかどうかについての冗談を期待している人もいるでしょう。しかし、『一流シェフのファミリーレストラン』の本当の精神に則って、私たちはそのような冗談は言いません」と述べた。
共同司会者で息子のダン・レヴィも、批評家から絶賛された別のノミネート作品『レザベーション・ドッグス』が最終シーズンで多くのエミー賞の愛を受けたことについて、皮肉な冗談を飛ばした。同作品は最終シーズンでエミー賞の多大なる支持を得た『シッツ・クリーク』のように「テレビ・アカデミーは、何年も創造的に繁栄していた番組を見つけて、『我々はこんなものを発見したぞ』と言ったんです」
また日曜日には、エリザベス・デビッキが『ザ・クラウン』最新シーズンでダイアナ妃を演じ、ドラマ部門の助演女優賞を受賞した。
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※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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