リオネル・メッシ、自身のプロダクションを設立へ

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リオネル・メッシは、マイアミとロサンゼルスを拠点とするプロダクション「525 Rosario」を設立し、映画、テレビ、ブランドコマーシャルを手がける予定だ。

世界で最も知名度の高いスポーツスターの一人が、自身のプロダクションを立ち上げるために戦列に加わっている。

インテル・マイアミでプレーするためにキャリア後期にベッカムスタイルでMLSに移籍したサッカー選手、リオネル・メッシは、彼の故郷であるアルゼンチンの住所にちなんで、525 Rosarioという名の映画・テレビ制作会社を設立した。マイアミとロサンゼルスの両方に拠点を構える予定だ。

メッシ・ファミリーと、Apple TV+シリーズ『メッシのワールドカップ:世界王者への道』の制作会社であるスマグラー・エンターテインメントとのジョイントベンチャーとして設立された。プロダクションのCEOはティム・パストーレで、彼はスマグラーの経営者でもある。

計画では、525 Rosarioは、エディトリアル・コンテンツ、おそらく台本なしであろうリアルなドキュメント、家族向け番組、広告主との提携によるコマーシャル・ブランデッド・ストーリーテリングに取り組むことになっている。この新しいジョイントベンチャーはWMEが代理人を務める。

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「エンターテインメントは、ピッチ上であれ、他の分野であれ、私にとって常に情熱的なものでした。スマグラー・エンターテインメントと共に作り上げたプロジェクトを追求し、この新しいベンチャーを通して世界規模でコンテンツや体験を創造するためにさらに拡大する機会に、私は本当にやる気満々です」とメッシは述べた。

525 Rosarioを立ち上げるにあたり、メッシは、レブロン・ジェームズ(The SpringHill Co.、2008年設立)、ステフィン・カリー(Unanimous Media、2018年設立)、ペイトン・マニング(Omaha Productions、2020年設立)、トム・ブレイディ(199 Productions、2020年設立)、セリーナ・ウィリアムズ(Nine Two Six Productions、2023年設立)、大坂なおみ(Hana Kuma、2022年設立)といった世界的スターの仲間に加わり、スポーツ選手に目を向けるバイヤーに販売するコンテンツを直接制作しようとしている。

フォーブスの2024年の集計によると、昨年1年間でフィールド内外での収入が1億3500万ドルで、世界で3番目に高い報酬を得ているスポーツ選手であるメッシ。プロダクション設立でさらなる拡大が予想される。

「この新しいベンチャーは、世界規模の大規模なプレミアム・コンテンツだけでなく、コミュニティへの働きかけや家族に焦点を当てた取り組みを通じて、レオ・メッシが象徴するすべてを強調し、構築することを目的としています」とパストーレは話した。「伝統的なジャンルの境界を押し広げながら、地元と世界中の視聴者のためにメディア体験を創造し、提携する機会を与えてくれたレオと彼の家族にとても感謝している」。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。/翻訳 山中 彩果

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