ジェームズ・フランコ、映画『Hey Joe』での役柄と自身の人生について語る

ジェームズ・フランコは金曜日、ローマで記者会見を行い、ローマ国際映画祭でワールドプレミアを迎えた新作映画『Hey Joe（原題）』について語った。

この作品で彼は、第二次世界大戦の退役軍人として、25年前に息子がいることを知りナポリに戻る役を演じており、自身の人生と重なる部分もあることを述べてくれた。

「私が演じるキャラクターは、自分の人生を無駄にしてしまった男です。彼は何かポジティブなことをする機会を手に入れます。私自身も同じように考え方を変えました。成功から得たかったものは、他者との真の絆や精神的な成長であり、それこそが私の人生に意味を与えるものだと気づいたのです」

2018年、フランコは5人の女性から不適切な行為を告発され、2019年にはロサンゼルスで集団訴訟が提起された。訴訟は、フランコが演技の機会を見返りに利用していたと主張しており、2021年には、彼が設立したStudio 4 Film Schoolで演技生徒に対し、徐々に過激なシーンを演じることを求めていたとして、220万ドルを支払うことで和解した。

その後、フランコは活動を控え、2019年に限定公開された自身が2014年に監督した映画『ゼロヴィル：ハリウッドに憑かれた男』に出演したのみだった。

フランコは『Hey Joe』での役柄についても、「人生が崩壊しつつある男」であるとし、「彼の結婚生活は破綻し、彼は孤独で、アルコールに溺れ始めている。しかし、彼の人生に奇跡が訪れるのです。ある人は『もう遅すぎる』と言うかもしれません。しかし、彼のように『これはチャンスだ、どこへ導かれるか見てみよう』と考える人もいます。人生を変える道はいつだってあります」と語った。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。

【関連記事】