『ヴェノム:ザ・ラストダンス』初速は全米で5,200万ドルと苦戦、海外に期待

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』写真:Sony Pictures
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『ヴェノム:ザ・ラストダンス』の米国内興行成績は伸び悩んでいる。金曜日にスタートを切ったが、6,500万ドルの予想オープニング興収を大きく下回っている状況。このペースでいくと、4,131館で5,200万ドルとなる見込み。

その原因を、ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズ対決だとする声もある。映画関係者は、早めのハロウィーンイベントなどに、ファンは気を取られているのではないかとも心配している。三部作の興収が落ち込むのは珍しいことではないが、『ヴェノム』チームの誰もがここまでの落ち込みは予想していなかっただろう。

ただし海外では事情が異なる。『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は、海外で1億2,800万ドル、全世界合計では1億8,000万ドルのスタートが予想されている。これは前作を5%上回り、中には中国からの4,500万ドルも含まれている。

『ヴェノム:ザ・ラストダンス 』は、国内でも世界でも1位になることは確実視されている。それに対して、かけてきた予算は、マーケティングを含まない段階で1億2000万ドルとリーズナブルだ。

三部作最後の運命は、海外での興収にかかっている。

※本記事はオリジナル記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果

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