サンクスギビングに『ウィキッド ふたりの魔女』は8500万ドル、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は6500万ドルのオープニングを狙う

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11月22日から23日の週末にかけて、ユニバーサルのミュージカル『ウィキッド ふたりの魔女』とパラマウントの『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が公開される。

ユニバーサルのミュージカル『ウィキッド ふたりの魔女』とパラマウントの『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は、11月22日〜23日のサンクスギビング週末に、非常に高い数字を記録しそうだ。大手調査会社NRGによれば、『ウィキッド ふたりの魔女』のオープニング興収は8,500万ドルで、ミュージカルとしては最大級のスタートとなる。

映画監督のジョン・M・チュウが人気ブロードウェイミュージカルを映画化した本作。アリアナ・グランデとシンシア・エリヴォを筆頭に、注目のキャストを誇っている。

この映画は当初、感謝祭の前日である11月27日に公開される予定だったが、感謝祭ウィークに向けて口コミ効果を高めるために前倒しされた。新しい公開日は、27日に公開されるディズニーの『モアナと伝説の海2』から少し距離を置くことにもなる。(『モアナと伝説の海2』も同様に、記録的な前売り券の売れ行きから、大きな数字での公開を見込んでいる。NRGのトラッキングにはまだ入っていない)。

今週開催された『ウィキッド ふたりの魔女』のインフルエンサー向け試写会では大絶賛。ヒットミュージカル『ウィキッド』を映画化するチュウの2作品のうちの1作目で、パート2は2025年の感謝祭に予定されている。

グレゴリー・マグワイアのベストセラー小説を原作とするこの舞台は、オズの魔女の知られざる物語を描いており、エリヴォがエルファバ、グランデがグリンダを演じる。舞台の原作者であるウィニー・ホルツマンは、ダナ・フォックスと共にチューの映画の脚本を書いた。アカデミー賞受賞作曲家・作詞家のスティーヴン・シュワルツがミュージカルを映画化した。

リドリー・スコット監督の『グラディエーター』続編は、前作から24年の時を経て公開される。主演はポール・メスカル、デンゼル・ワシントン、コニー・ニールセンなど。

この映画で メスカルは、ホアキン・フェニックス演じるオリジナル映画の皇帝コモドゥスの甥、成長したルシウス・ヴェルス2世を演じる。ルシウスは奴隷にされた後ローマに戻り、支配者としてではなく、復讐と権力を求める剣闘士として戦い、ローマの栄光を人々に返そうとする。

『ウィキッド ふたりの魔女』同様、10月18日に行われた『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の先行上映では強いファーストリアクションがあった。7月に公開された最初の予告編は 、わずか数日間で全世界のクロスプラットフォーム再生回数2億1500万回を記録した。オリジナル作品はアカデミー賞5部門を受賞し、全世界で4億6,540万ドル(インフレ調整前)を稼いだ。

今年のサンクスギビング連休は、映画館が3つの作品で賑わいそうだ。

※本記事はオリジナル記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果

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