シルヴェスター・スタローン、ガラにてトランプ大統領を 「第二のジョージ・ワシントン 」と称賛
シルヴェスター・スタローンは、2024年の選挙で勝利したドナルド・トランプ次期大統領を「第二のジョージ・ワシントン」と呼び、木曜日の夜にフロリダで開催された授賞式で支持表明した。
スタローンは、トランプがステージに上がる前に、次期大統領をオスカー受賞作『ロッキー』の主人公やイエス・キリストになぞらえて称賛した。トランプ支持を公に表明したことで彼は、ケルシー・グラマー、ドレア・ド・マッテオ、ジャック・ポールなど、短いながらも増えつつある次期大統領支持者のセレブリティリストに加わった。
ハリウッド俳優の大多数は、彼のライバルである民主党のカマラ・ハリスの選挙キャンペーンを支持した。彼女の選挙キャンペーンは、支持者や集会での余興として複数のスターが参加した。
「私たちは、本当に神話的な人物を目の前にしている」と、スタローンは観衆に語った。
「私は神話が大好きだ。そして、このような人物はこの世に存在しない。彼がやってのけたようなことは、世界中の誰にもできなかった」
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そしてスタローンは、トランプ大統領をアメリカ建国の父のひとりになぞらえ、この国を率いた2人の人物の意図と結果を比較し、どちらも私たちが知る世界にとって極めて重要な人物であることを示した。
「ジョージ・ワシントンが祖国を守ったとき、彼は世界を変えることになるとは思ってもみなかった。彼がいなかったら、世界はどうなっていたか。どうなったと思う?我々は第二のジョージ・ワシントンを手に入れたのだ」。
スタローンがトランプとイエスを比較したのは、『ロッキー』の最初の数秒を想起したからだという。新約聖書に登場する神の子の肖像画のショットで始まり、タイトルキャラクターが殴られているところが映る。彼は激しく反撃し、ボクシングリングに打撃を与える、そんなシーンだ。
「その瞬間、彼は選ばれた人間だった。この男はトランプ大統領のように変身を遂げ、人生を変えていったんだ」と『タルサ・キング』のスターは語った。
トランプはすぐにステージに到着し、スタローンと握手を交わした。
※本記事はオリジナル記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果
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