『ダウントン・アビー』第三作目に故マギー・スミスへの追悼の意
『ダウントン・アビー』の第三作目には、故マギー・スミスへの追悼が含まれる。エグゼクティブ・プロデューサーのギャレス・ニームは、2025年9月公開予定の続編に、前作で亡くなったスミス演じるヴァイオレット・クローリーへの追悼が描かれることをTVLineで明かした。
「マギー自身がその後亡くなったことが、元々計画していたストーリーに一層の感傷的な深みを加えたと思います」
「ヴァイオレット・クローリーの喪失は、家族の母親的存在を失ったキャラクターたちがその喪失を悼む姿を見ると、今ではより一層重要に感じられます」
「また、俳優たちが作品の母親的存在を悼んでいるのを見ると、それがより本物で意味深いものに感じられます」
マギー・スミスは9月27日に、家族や友人に囲まれながら病院で平穏に亡くなった。その際、プロデューサーは彼女の遺産を讃える長文の声明を発表した。その中で「彼女は非常に高い格の女優で、その驚異的な才能は、コメディから悲劇まで幅広い役をこなすことができました。私の故祖父が『ミス・ブロウディの青春』で彼女の最も素晴らしい演技の一つを監督したことは、個人的にも感慨深いことです。この作品で彼女は初めてアカデミー賞を受賞しました。ジーン・ブロディとヴァイオレット・グランサムは、数十年にわたる彼女の驚異的なキャリアの中で、ほんの二つの代表作に過ぎません。マギー・スミスは唯一無二の存在で、彼女のことを大いに懐かしく思うでしょう」と述べている。
また、TVLineとの会話で、マギー・スミスの死を「時代の終わり」と表現し、彼女のような存在は二度と現れないだろうと述べた。そして、『ダウントン・アビー』のキャストやスタッフが彼女に対して抱く尊敬の念が次の映画に反映されるだろうとも語った。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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