ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、撮影現場では携帯電話禁止であることを明かす
スポンサーリンク
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、『ロサンゼルス・タイムズ』との対談で、撮影現場での携帯電話使用を禁止している理由を語り、映画制作やテクノロジーとの関係について言及した。
「今、人類はアルゴリズムに支配されているように感じます」と監督は述べ、「私たちはAI回路のように行動しており、視野が狭くなることでつながりを失い、社会が崩壊しかけているようにも思えます」と懸念を示した。
また、携帯電話について「まるで薬物のようです」と表現し、その習慣性を指摘。「自分を切り離すことができれば、新鮮な空気を吸えるでしょう」と述べた。
ヴィルヌーヴ監督は、クリストファー・ノーラン監督と同様に、携帯電話が映画制作への集中を妨げるとして、撮影現場での使用を初日から禁止していると明かした。
「映画制作は“今”を生きる行為です。画家がキャンバスに色をのせるときや、ダンサーが動きを表現するときと同じように、監督やクルー全員が現在に集中し、お互いに耳を傾け、関係を築く必要があります。そのため、私の現場ではスマホを見ることは許されません」とその理由を説明した。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品
※本記事はアフィリエイトプログラムに参加しています。
【関連記事】
- ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、『スター・ウォーズ』に興味ナシ「『ジェダイの帰還』ですべてが脱線」
- ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、『ブレードランナー 2049』製作の経緯を告白「キャリア史上最もリスクの高い作品の1つ」
- クリストファー・ノーラン監督の次回作、『The Odyssey』が発表 ― 2026年7月に全米公開
- 【Amazonプライムビデオ】2025年1月の新着作品!『すずめの戸締り』『ボーダーランズ』など配信
- 【WOWOWオンデマンド】年末年始に配信する注目作品をご紹介
スポンサーリンク