【訃報】「オズモンズ」オリジナルメンバー、ウェイン・オズモンド、73歳で逝去
ウェイン・オズモンド、73歳で死去。歌手グループ「オズモンド・ブラザーズ」、後の「オズモンズ」のオリジナルメンバーであり、力強いバリトンで知られる。
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ウェインは水曜日の夜、ソルトレイクシティの病院で大規模な脳卒中により亡くなったと、兄のメリル・オズモンドが報告した。
「彼ほど謙虚で純粋な心を持つ人を知らない。すぐに許し、無条件の愛をすべての人に示すことができた人物だった」とメリルはFacebookに書き込んだ。
家族の声明では、「彼の信仰、音楽、愛、笑いの遺産は世界中の多くの人々に影響を与えました。彼は『イエス・キリストの福音が真実であり、家族は永遠であり、バナナスプリットは最高のデザートだ』と皆に伝えたがっていたでしょう。彼を愛し、深く惜しみます」と述べた。
1951年8月28日、ユタ州オグデンで9人兄弟の4番目として生まれたウェイン(本名:メルヴィン・ウェイン・オズモンド)は、1958年から兄のアラン、弟のメリルとジェイとともにバーバーショップカルテットを結成し、末日聖徒イエス・キリスト教会の集会で歌い始めた。その後、ABCの『ローレンス・ウェルク・ショー』に出演し、NBCの『アンディ・ウィリアムズ・ショー』の常連となり、さらに弟のドニーとジミーも加わった。
オズモンズは1970年代に全盛期を迎え、1971年2月から5週間にわたりビルボード100の1位を記録した「One Bad Apple」などのヒットを生み出した。この曲はもともとジャクソン5のために書かれたものであった。同年、CBSで特別番組『The Osmond Brothers Special』を主催した。
また、1972年には土曜朝のアニメ番組にアニメ化されて登場した。
ドニーと妹のマリーは、その後ABCのバラエティ番組『ドニー&マリー』で1970年代を通して共演し、独自のキャリアを築いた。
ウェインは妻のキャスリンとの間に5人の子どもをもうけ、1997年には脳腫瘍の手術を受け、2012年には脳卒中を患い、がん治療も受けた。彼はオズモンドきょうだいの中で初めて亡くなったメンバーである。
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