ロサンゼルスの山火事で地元民が愛するマリブの名店が複数焼失
7日(現地時間)に発生したアメリカ・ロサンゼルスの山火事が燃え広がり、ロサンゼルス住民が愛するマリブの飲食店も被害を受けていたことが判明した。
トパンガキャニオンブールバードとパシフィックコーストハイウェイの交差点にある、人気のシーフードレストラン「リール・イン」が火災で焼失したと報じられた。このレストランは1986年に開店し、長年地元住民に親しまれてきた。公式インスタグラムには「スタッフ全員が無事である」との投稿があり、その中で、「この36年間、コミュニティの一員として過ごせたことに感謝しています」と記され、さらに「お客様にも心から感謝しています。心が痛みますが、何が残るのか分かりません。落ち着いた後に州立公園が再建を許可してくれることを願っています」と述べられている。
リール・インの隣に位置するタイ料理店「Cholada Thai」も、火災により焼失したことが、ロングビーチにある姉妹店のInstagramの投稿で確認された。「1999年の創業以来営業してきた私たちの最初のCholadaの店舗が、パリセーズ火災により失われたことをお伝えいたします」と投稿には記されており、「この困難な時期に私たちをタグ付けし、サポートしてくださった皆様に深く感謝申し上げます」と述べている。
マリブにあるローゼンタール・ワイナリーのパシフィックコーストハイウェイのテイスティングルームも火災で焼失した。同ワイナリーのInstagram投稿では、「昨日の火災でテイスティングルームを失いましたが、スタッフ全員が無事です」と確認されている。今後の対応について訪問者に情報を提供する予定だと伝えている。
また、「Moonshadows」も火災によって焼失したと報じられている。2006年に俳優メル・ギブソンの飲酒事件で有名になったレストランで、Instagramで「お店はなくなってしまいました」と投稿し、「皆さんの祈りと願いに感謝します。どうか安全で強くいてください」と述べている。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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