メル・ギブソン監督作品『フライト・リスク』が好調発進
メル・ギブソンの監督作品『フライト・リスク』が、金曜日の興行収入は推定1100万ドルから1200万ドルのオープニングを見込んいる。予測通りであれば、期待以上の興行収入を記録されることに。
同作は、2016年の映画『ハクソー・リッジ』以来初のメル・ギブソンが監督として手掛けた作品。
『フライト・リスク』は、彼らがアラスカの荒野を横断の飛行機内で、緊迫した状況で信頼が試されるアクションスリラー作品。マーク・ウォールバーグがパイロット役を、ミシェル・ドッカリーがエア・マーシャル役を、トファー・グレイスがマフィアと関係のある証人役を演じている。乗客の中には、見かけ通りではない人物がいて、パイロットも例外ではない。
批評家たちは、低予算のこの映画をあまり評価していない。また、観客も同様に評価が伸び悩んでいた。
米『ハリウッド・リポーター』の評論家は、確かにスリル満点だとしながらも、「ぎこちないセリフ、ムラのある演技、そして高評価に満たない特殊効果のせいで、結局は空中スリラーのスピリット航空(格安航空)のような作品になっている」と評価。
ソニーとトライスターによる女性主演のコメディ映画『ワン・オブ・ゼン・デイズ』は公開2週目を迎え、ディズニーの『ライオン・キング:ムファサ』は公開6週目で、700万ドルから800万ドルの興行収入で第2位を争っている。パラマウントの『ソニック3』も公開6週目を迎え、同様に持ちこたえており、さらに510万ドルを獲得して第4位に入ると予想されている。
また、スティーヴン・ソダーバーグ監督の新作ホラー・スリラー『プレゼンス/Presence(原題)』とディズニーの感謝祭アニメ大ヒット作『モアナと伝説の海2』の間で、それぞれ約300万ドルで5位を争う熾烈な争いも繰り広げられている。
『プレゼンス/Presence(原題)』は、崩壊寸前の家族を描いたお化け屋敷スリラー。単一の設定で撮影され、ルーシー・リュー、クリス・サリバン、新人カリーナ・リャンが主演を務める。同作は批評家から絶賛されているが、観客からの評価は伸び悩んでいる(ホラーをテーマにした映画は低評価を受けることが多い)。
興行収入の数字は現地時間日曜の朝に、トップ10と専門興行収入レポートとともに更新される。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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