ジミー・カーター元大統領、オーディオブックのナレーションでグラミー賞を受賞

ジミー・カーター元大統領
ジミー・カーター元大統領 Jessica McGowan/Getty Images
スポンサーリンク


ジミー・カーター元大統領が、2025年グラミー賞のオーディオブックのナレーション部門で4度目の受賞を果たした。

カーター元大統領はフォークソングと日曜学校のレッスンを収めたアルバム『Last Sundays in Plains: A Centennial Celebration』のナレーションで、トロフィーを獲得。このアルバムは2024年8月に発売され、カーター氏が100歳の誕生日を迎える約2ヶ月前のことだった。亡き元大統領の孫、ジェイソン・カーター氏がステージでトロフィーを受け取った。


■ジミー・カーター元大統領の著書を読む
アクションを起こそう──女性、宗教、暴力、権力 引用元:Amazon
アクションを起こそう──女性、宗教、暴力、権力 引用元:Amazon

ジェイソン氏は「祖父は私にとって非常に重要な存在でした」と語り、「この数週間で、世界中から、多くの皆さんから、膨大な愛情を感じました。彼の言葉がこのように家族や世界のために残されることは、本当に素晴らしいことだと思います」と述べた。

同氏はスピーチの中で、アルバムの楽器編曲を担当したカビール・セガールを紹介。「カビールは長い間私たちの家族の一員であり、非常に親しい関係にあります」と述べ、オーディオブックの最初のアイデアを思いついたのもセガールだと語った。


■大ベストセラーの第2弾「知の英断」
知の英断 (NHK出版新書) 引用元:Amazon
知の英断 (NHK出版新書) 引用元:Amazon

スピーチの終わりには、カーター元大統領のオーディオブックに関わった多くの人々に感謝の言葉を述べた。ジョン・バティステ、リアン・ライムス、ダリアス・ラッカーをはじめ、元大統領が50年間日曜学校を教えていた教会にも感謝を表した。

カーター元大統領は、バーバラ・ストライサンドの『My Name Is Barbra』、ドリー・パートンの『Behind the Seams: My Life in Rhinestones』、ジョージ・クリントンの『…And Your Ass Will Follow』、ガイ・オールドフィールドのプロデュースによる『All You Need Is Love: The Beatles in Their Own Words』を打ち破り、この部門での4度目の受賞となった。

この受賞により、ジミー・カーター元大統領はオーディオブック部門で最も多くの受賞歴を持つ人物として、マヤ・アンジェロウと並んでいた記録を抜いた。同氏は過去に2018年の『Faith – A Journey For All』、2015年の『A Full Life: Reflections at Ninety』、2005年の『Our Endangered Values: America’s Moral Crisis』で最優秀オーディオブック・スピーキング部門のグラミー賞を受賞しており、同氏は生前に他にも9つのグラミー賞ノミネートを受けていた。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

【関連記事】

スポンサーリンク

Similar Posts