トランプ大統領、米政府系ファンド創設に署名しTikTok買収を示唆

トランプ大統領、TikTok支援申請でTikTok禁止法を一時停止へ
トランプ大統領 写真:Rebecca Noble/Getty Images
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ドナルド・トランプ大統領が、アメリカ財務省と商務省に対して、政府所有の投資ファンドを立ち上げるよう指示する大統領令に署名した。そして、そのアメリカのソブリン・ウェルス・ファンド(政府系ファンド)は、バイトダンスが所有するアプリTikTokへの出資に利用される可能性があると述べた。

「TikTokについては、何かするかもしれませんし、しないかもしれません。もし良い取引ができれば行います。そ茹でなければ行いませんが、私は取引する権利を持っています。そして、もしそれをソブリン・ウェルス・ファンドに組み入れることができるなら、それも選択肢の1つです。あるいは、非常に裕福な人たちとパートナーシップを結ぶこともあり得ます。多くの選択肢の中で、ファンドの一例として取り入れることができるかもしれません」とホワイトハウスでの大統領令署名の際に記者団に語った。

人気のソーシャル動画アプリTikTokは、アメリカで約1億7000万人ものユーザーを抱えている。1月19日に禁止法案が成立しようとした直前、アメリカで一時的に利用できなくなったが、この措置はトランプ大統領によって延期され、アメリカの買い手を見つけるための時間が求められた。

その後トランプ大統領は、アメリカの買い手を見つけるための交渉が続く中、TikTokのアメリカでの禁止を75日間延期する大統領令に署名した。

政府系ファンド、ソブリン・ウェルス・ファンドは、国家の金融資産を積極運用するファンド。世界中に約50のファンドが存在すると、英国に拠点を置く国際ソブリン・ウェルス・ファンドフォーラムは報告している。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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