【訃報】ロベルト・オーチー死去:『スタートレック』『トランスフォーマー』脚本家、享年51

ハリウッドの人気脚本家 ロベルト・オーチー氏(2018年) ALBERTO E. RODRIGUEZ/GETTY IMAGES
ハリウッドの人気脚本家 ロベルト・オーチー氏(2018年) ALBERTO E. RODRIGUEZ/GETTY IMAGES
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『スタートレック』『Hawaii Five-0』『トランスフォーマー』などのフランチャイズを手がけた脚本家・プロデューサーのロベルト・オーチー氏が亡くなった。51歳だった。

オーチーは『ミッション:インポッシブル3』『カウボーイ&エイリアン』『アメイジング・スパイダーマン2』などのプロジェクトにも携わった。

オーチーは腎臓病との闘病の末、火曜日にロサンゼルスの自宅で亡くなったと、マネージャーが米『ハリウッド・リポーター』に語った。

オーチーは1990年代後半、『ジーナ』と『Hercules: The Legendary Journeys』の脚本家としてキャリアをスタートさせた。

オーチーはハリウッドで最も人気のある脚本家の1人でだった。彼とパートナーのアレックス・カーツマンは複数のフランチャイズに関わり、J.J.エイブラムスの『スタートレック』(2009年)と『スタートレック イントゥ・ダークネス』(2013年)、マイケル・ベイの『トランスフォーマー』(2009年)と『トランスフォーマー/リベンジ』(2009年)、そして『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)などの作品を手がけた。

このコンビはまた、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン3』や、トム・ハーディ版で計画されていた『ヴェノム』など、実現しなかったソニーのスパイダーマン・ユニバース拡大にも携わっていた。さらに『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』『グランド・イリュージョン』『エンダーのゲーム』『カウボーイ&エイリアン』『あなたは私の婿になる』『ミッション:インポッシブル3』などの作品も手がけた。

テレビシリーズでは『Hawaii Five-0』の制作に携わり、『スリーピー・ホロウ』『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』『FRINGE/フリンジ』『エイリアス』などの人気作にも深く関わった。

オーチーはメキシコシティで生まれ、10歳の時にアメリカに移住した。父親のロベルト・オーチー・シニア、母親のマクキ・ロバウ=ガルシア、兄弟姉妹のJ.R.オーチー、テイラー・オーチー、コートニー・フォード、そして愛犬のボギーが遺族として残された。

「彼は限りない心と美しい魂を持つ、先見性のある物語作家でした」と兄のJ.R.は声明で述べた。「しかし創造的な才能を超えて、彼は見知らぬ人を助けるために自分の生活を中断し、シェルターで最も見過ごされがちな子犬のために自宅に場所を見つけてあげるような、思いやりのある友人でした」

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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