カニエ・ウェスト、新曲に渦中の大物音楽プロデューサーをフィーチャー

何かと騒動の絶えないカニエ・ウェスト(本名:イェ)だが、そんな彼は土曜日にXを更新し、新曲と思われる音源を公開した。同曲にはウェスト自身の娘ノースらとともに、スキャンダルの渦中にある音楽プロデューサー、ショーン・“ディディ”・コムズがフィーチャーされていることから話題を呼んでいる。
4分少々の新曲は『Lonely Roads Still Go To Sunshine(訳:孤独な道も陽の光へ続く)』と題されており、ウェストは同曲を添付した投稿に「『LONELY ROADS STILL GO TO SUNSHINE』:パフ・ダディの新曲でゲストは彼の息子、キング・コムズ、俺の娘、ノース・ウェスト、そしてシカゴ出身のYeezyのアーティスト、ジャスミン・ウィリアム」と綴っている。
新曲はウェストとディディの間で交わされた電話の音声から始まる。まずディディと思しき電話の主が「息子たちの面倒をみてくれて本当に感謝してる。誰もあいつらを気にかけてくれなかったし、電話もしてくれなかった」とウェストに語りかけ、それに対しウェストが「ああ、お前のことは本当に大好きだよ。俺を育ててくれたからな。知り合う前から、そうだろ?」と答えている。
また、新曲の別の箇所ではウェストの娘、ノースが「やりたいことはなんでもしてきた、それが人生の鍵/輝く私の姿を見れば、それがあなたの光」とラップしている。
『TMZ』の報道によれば、最近ウェストはノースの母親であるキム・カーダシアンとのメッセージのやり取りをX上に投稿(既に削除済み)したそうで、そこでは次のようなやり取りがあったそう。
カーダシアン:「私があの子(ノース)の名前を商標登録していいか聞いた時、あなたは『イエス』と言ったわよね。あの子が18歳になれば、権利は彼女のものになるからやめてちょうだい。あの子がディディの曲に参加しなくて済むように書類を送りました。あの子の名前を商標登録します。あの子たちが生まれた時、私が名前と商標登録の権利をもらうと取り決めましたよね」
ウェスト:「修正しろ。さもなければ戦争だ。そうなれば俺たちは二人とも大惨事から立ち直れなくなる。お前は俺を殺さなきゃならなくなるだろう」
どうやらカーダシアンは娘がディディと同じ曲にクレジットされることを阻止するために、ノースの名前を商標登録するつもりのようだ。このやりとりについて米『ハリウッド・リポーター』はカーダシアンの代理人にコンタクトを取ったが、回答は得られていない模様だ。
なお、ディディに関しては昨年9月に人身売買や売春の斡旋、恐喝などの容疑で起訴されている。本人は容疑について否認しており、5月に始まる裁判に向けてその身柄は刑務所にて拘留されている。一連の反ユダヤ発言や「鉤十字Tシャツ」騒動で炎上の渦中にあるウェストだが、彼は最近ディディを擁護し、その釈放を求める発言を繰り返していたことでも話題を呼んでいた。
公開早々にいわくつきの一曲となってしまった同曲だが、果たして公式にリリースされる日は来るのだろうか。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら
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