ネリー、トランプ大統領の就任式イベント出演批判に反応

グラミー賞受賞ラッパーのネリー（Nelly）が現地時間1月20日に控えたトランプ次期大統領の就任式イベント出演へ対する批判に「政治とは関係ない」と反論した。

トランプ大統領の就任式イベントの出演リストが公表されてから、出演アーティストに対して多くの批判が寄せられている。出演リストにはキャリー・アンダーウッド、ギャヴィン・デグロウ、ビリー・レイ・サイラスも名を連ねている。

ネリーは、「この出演は『この候補者に投票すべきだ』と言っているわけではない。自分と愛する人、養っている人にとって何が最も良いかは自分で考えるべきだ。俺は政治のことはよく分からない」とネリーは語った。

「今言えるのは、これは政治では無いということ。選挙が終わって、トランプが彼が勝ったんだ！彼は大統領になる。彼は私が世界最高の国だと言いたい国の最高司令官だ。」

また、テキサス州の軍事基地での自身の幼少期について語り、米軍に勤務した家族を称賛し、「誰が大統領に就任しているかに関係なく、米国大統領のためにパフォーマンスをする事は光栄だ」と語り、自分の出演に対するファンの批判に失望したと語った。

「バイデン大統領に依頼されても出演しただろう。カマラ・ハリス副大統領が勝って依頼されても出演しただろう。ファン一人一人のの政治的選択に同意するべきとは考えていなかった。俺のやり方に従うなら、こんな事は議論にもならないはずだ」

続けて、「トランプを支持するか」と尋ねられたネリーは、「この国を尊敬している。誰かのためにパフォーマンスをすることと、誰かに投票することは別のことだ」と答えた。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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