Netflixが実写版『スクービー・ドゥー』ドラマシリーズを制作決定

Netflixは、アニメ『スクービー・ドゥー』を実写ドラマシリーズとして制作することを決定した。
『スクービー・ドゥー』は、1969年にハンナ・バーベラ・プロダクションが制作したアニメシリーズ『Scooby-Doo, Where Are You!(原題)』としてスタートし、その後も数々のリブートやスピンオフが生まれた長寿フランチャイズである。
これまでに10を超えるシリーズ作品や多くの単発アニメ映画が制作されており、2000年代初頭には実写映画も2本公開された。実写ドラマシリーズとして制作されるのは今回が初めてだ。
Netflixは、ワーナー・ブラザース・テレビジョン(WBTV)と協力し、この新たな実写版を手がける。企画は約1年間にわたって進められ、製作総指揮にはグレッグ・バーランティ、ショーランナーにはジョシュ・アッぺルバウムとスコット・ローゼンバーグが名を連ねる。
本作は従来の設定を「現代風に再構築」した作品になるとされ、公式のあらすじによると、シャギーとダフネが最後の夏をキャンプで過ごす中、迷子のグレート・デーンの子犬と出会うことから物語が始まる。子犬はある超常的な殺人事件の目撃者かもしれず、科学的思考を持つ地元の少女ヴェルマや、ミステリアスな転校生フレッドと共に、事件の謎を解き明かしていく。しかし、次第に彼ら自身の秘密が暴かれることとなり、物語は予想もつかない展開へと進んでいく。
製作総指揮のバーランティは「スクービー・ドゥーは半世紀以上にわたり愛されてきた作品。この新たな実写シリーズで、新世代のファンにもその魅力を届けられることを楽しみにしています」とコメント。Netflixの担当者も「ミステリー社が再び始動することにワクワクしている」と語っており、本作に対する期待の高さがうかがえる。
現在、多くの『スクービー・ドゥー』のアニメ作品は、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの動画配信サービス「Max」で配信されているが、今回の実写版はNetflix独占となる。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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