大ヒットドラマ『SUITS/スーツ』スピンオフ『SUITS LA』、わずか11話で早期打ち切り

『SUITS LA(原題)』よりリック・ハフマンとジョシュ・マクダーミット(写真:Nicole Weingart/NBC)
ドラマ『SUITS LA(原題)』よりリック・ハフマンとジョシュ・マクダーミット(写真:Nicole Weingart/NBC)
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2023年、『SUITS/スーツ』はストリーミング界に衝撃を与えた大ヒットドラマだった。しかし、そのスピンオフ作品『SUITS LA(原題)』は予想外の展開を迎えた。

早期キャンセルの理由

NBCは5月9日(金)、『SUITS LA(原題)』を含む5つのシリーズをキャンセルした。NBAの放送再開に伴う編成の大幅な見直しが背景にある。

ジェフ・ベイダーNBC番組戦略部長は、『SUITS LA(原題)』について率直に語った。「期待したほど視聴者の共感を得られなかった」と述べ、作品の成長性に疑問を投げかけた。

スピンオフの特徴

『SUITS LA(原題)』は、オリジナルシリーズの人気俳優ガブリエル・マクトとデビッド・コスタビルを起用。さらに、リック・ホフマンも最終エピソードに出演する。新たな弁護士たちを主役に据えたが、視聴者の心をつかむには至らなかった。

ドラマ『Suits LA』のガブリエル・マクト 写真:Nicole Weingart/NBC
ドラマ『SUITS LA(原題)』より、ガブリエル・マクト (写真:Nicole Weingart/NBC)

ストリーミング市場での成功と挫折

元々『SUITS/スーツ』はUSAネットワークで普通の成功を収めていた作品。2023年6月、PeacockとNetflixでストリーミング配信されると、驚くべき展開を見せた。12週連続でニールセンのストリーミングチャートを首位に輝き、『オザークへようこそ』の記録を塗り替えたのだ。

今後の展望

NBCは番組の存続を慎重に判断。リニア放送とデジタル配信の両方のパフォーマンスを徹底的に分析し、成長の可能性を見極めている。SUITS LA(原題)』は、最終エピソードを残すのみとなった。

 ※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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