『ベイウォッチ』が復活！リブート版、米FOXで2026年放送開始

米FOXが、1990年代に世界的な人気を博したドラマ『ベイウォッチ』の新シリーズの制作を正式に発表した。2026～27年シーズンに12話構成で全米放送予定の新作は、オリジナル版の制作会社であるFOXエンターテインメントとフリーマントルが再びタッグを組んで手がける。

新作『ベイウォッチ』のショーランナーには、『バーン・ノーティス元スパイの逆襲』を手がけたマット・ニックスが就任。キャストは完全に刷新され、現代的な背景と新たな課題を抱えた南カリフォルニアの海岸線を舞台に、新世代のライフガードたちの物語が展開される。

『ベイウォッチ』は1989年、NBCのテレビ映画として開始。デヴィッド・ハッセルホフ演じる南カリフォルニアのライフガードチームのリーダーを中心とした物語は、全11シーズンにわたって世界中の視聴者を魅了した。また、パメラ・アンダーソン、ヤスミン・ブリース、パーカー・スティーブンソン、ジェイソン・モモアら多彩なキャストが番組の人気を支えた。

オリジナルシリーズからは、ハッセルホフ演じるミッチ・ブキャナンが主人公のスピンオフ『ベイウォッチ・ナイツ』も制作された。また、2017年にはドウェイン・ジョンソンとザック・エフロンが主演する映画版も公開され、昨年はHuluでドキュメンタリーシリーズが配信されるなど、『ベイウォッチ』ブランドは継続的に展開されている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集／和田萌