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『ストレンジャー・シングス 5』キャスト陣が明かす、最終話の撮影の裏側と10年間の絆「完ぺきな結末」【ネタバレあり】

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『ストレンジャー・シングス 5』キャスト陣が明かす、最終話の撮影の裏側と10年間の絆「完ぺきな結末」【ネタバレあり】
ミリー・ボビー・ブラウン、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より 写真:Courtesy of Netflix
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[※本記事は、Netflix『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン5のネタバレを含みます。]

2016年の配信開始から約10年。世界中で社会現象を巻き起こしたNetflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』が、ついにその幕を閉じた。

2026年1月1日に配信された最終話は、週間視聴時間3億2,560万時間を記録。アメリカでは劇場公開も行われ、興行収入2,000万〜2,500万ドル(約31億2,000万〜39億円)を叩き出すなど、まさに「Netflixの殿堂」にふさわしい圧倒的なフィナーレとなった。

▼『ストレンジャー・シングス 5』キャストとともに作り上げた「納得の着地点」

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン5ドキュメンタリー配信決定
『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より 写真:Netflix

本作のクリエイターで、最終話の監督を務めたダファー兄弟は、完ぺきな着地を目指すために全キャストと綿密に相談を重ねたという。ロス・ダファーは、キャラクターを誰よりも理解している俳優たちの意思を尊重したと語る。

「キャストは自分のキャラクターを隅々まで理解しています。だからこそ、彼ら自身が納得できる場所にキャラクターを導きたかったのです」

その結果、ナンシー、ジョナサン、スティーブ、ロビンの屋上でのシーンは現場での即興を交えた熱量の高いものとなり、ダンジョンズ&ドラゴンズを通じて若手キャストから次世代へとバトンが受け継がれるシーンは、演技を超えた本物の感情があふれ出す名場面となった。

▼主要キャストたちが振り返る「最後の日」

ナタリア・ダイアー(ナンシー役)

(左から)チャーリー・ヒートン、ナタリア・ダイアー、マヤ・ホーク、ジョー・キーリー、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より
(左から)チャーリー・ヒートン、ナタリア・ダイアー、マヤ・ホーク、ジョー・キーリー、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より 写真:Courtesy of Netflix

「ナンシーの結末には、とても満足しています。ダファー兄弟も私の意見を聞いてくれました。私たちの意見を取り入れてくれたことで、納得のいく終わり方になりました。これほど長く演じていると、彼女の幸せや行く末を人一倍大切に思うのは自然なことでした。

最後のシーンを撮り終えたときは、現実感がありませんでした。最終日は、目の前で起きている一瞬一瞬をすべて心に刻み込もうとしていました。それは間違いなく、私の人生において一生色あせることのない大切な記憶です」

マヤ・ホーク(ロビン役)

ジョー・キーリー、マヤ・ホーク、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より
ジョー・キーリー、マヤ・ホーク、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より 写真:Courtesy of Netflix

「台本を読んだ時、ロビンの迎える結末に心から満足しました。圧倒的に美しく、これ以上の喜びはありません。撮影最後の日、私の心は最高潮の幸せと、張り裂けそうな寂しさで板挟みでした。何よりも代えがたいのは、想像もしなかったような深い友情を得られたことです。多感な時期をともに過ごし、お互いの成長を見守ってきた私たちは、まるで同じ学校の卒業生のようです。一生切れることのない強い絆で結ばれています」

チャーリー・ヒートン(ジョナサン役)

チャーリー・ヒートン、ナタリア・ダイアー、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より
チャーリー・ヒートン、ナタリア・ダイアー、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より 写真:Courtesy of Netflix

「最終回の本読みで最後のページをめくったとき、現場は深い沈黙に包まれました。その場にいた全員が、胸がいっぱいで何も言えなかったのです。

ラストシーンの撮影では、日が暮れても監督が『カット』の声をかけることができず、何度もテイクを重ねました。それは、別れを告げるのがあまりに辛かったからだと思います。僕たちが10年間積み上げてきた絆が、そのまま映像に刻まれました。10年間一緒に過ごしてきた彼らとの時間は、演技を超えたものだったのです」

ジェイミー・キャンベル・バウアー(ヴェクナ役)

ジェイミー・キャンベル・バウアー、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より
ジェイミー・キャンベル・バウアー、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より 写真:Courtesy of Netflix

「結末を読んだときの感動は、言葉では言い表せません。この作品に出演できたことは僕にとって最大の幸運であり、人生を大きく変えてくれるものでした。ヴェクナのような強烈な役を演じていると、日常生活でも常に頭のどこかに彼がいて、離れることがありません。だからこそ、物語が完結したことで、ようやく彼(ヴェクナ)を自分の中から解放してあげることができたと感じています」

ノア・シュナップ(ウィル役)

ノア・シュナップ、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より
ノア・シュナップ、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より 写真:Courtesy of Netflix

「最後の本読みでは、涙が止まりませんでした。本当に完ぺきな時間で、『語るべきことはもう何も残されていない』と感じました。撮影を終えたとき、ウィルを手放す時が来たと実感しました。今は、物語を終えられたことに深い安らぎを感じています。物語が終わっても、この作品によって得た経験や仲間との絆は、人生の宝物として一生大切にしていきます」

セイディー・シンク(マックス役)

ケイレブ・マクラフリン、セイディー・シンク、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より
ケイレブ・マクラフリン、セイディー・シンク、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より 写真:Courtesy of Netflix

「マックスの結末は、ある程度予想はしていました。けれど、台本で読むのと現場で演じるのとでは、重みが全く違いました。撮影最終日は、フィン(・ウルフハード)が言った通り『人生最高の日』になりました。寂しいのはもちろんですが、それ以上に、この作品が私たちの人生にとってどれほど大きな存在だったかを、全員が肌で感じていたからです。

ダファー兄弟は、それぞれのキャラクターに最もふさわしい終わり方を用意してくれました。フィナーレをみんなで観た時はボロボロに泣いてしまいました。すべてを出し切りましたが、まだ何かが続いているような、不思議な余韻の中にいます」

ネル・フィッシャー(ホリー役)

ネル・フィッシャー、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より
ネル・フィッシャー、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より 写真:Courtesy of Netflix

「完ぺきな結末です。『ネタバレを防ぐために、別の結末も撮ったの?』と聞かれることがありますが、そんな必要はありませんでした。それほどまでに、この終わり方はシリーズにとって唯一無二の、運命的なものだったのです」

フィン・ウルフハード(マイク役)

フィン・ウルフハード、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より
フィン・ウルフハード、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より 写真:Courtesy of Netflix

「最後の撮影で『カット!』の声を聞いた瞬間、頭の中が真っ白になりました。ただひとつ、この瞬間にあふれ出した感情を仲間たちと分かち合うことが何よりも重要だと感じていました。最初に結末を知った時は、ただただ悲しかったです。これ以上ない最高の幕引きだと思えたからこそ、お別れするのが余計に寂しくなってしまいました」

ミリー・ボビー・ブラウン(イレブン役)

フィン・ウルフハード、ミリー・ボビー・ブラウン、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より
フィン・ウルフハード、ミリー・ボビー・ブラウン、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』より 写真:Courtesy of Netflix

「今はただ、感謝と光栄な気持ちで胸がいっぱいです。仲間たちと過ごした一秒一秒、そしてイレブンというキャラクターのすべてを心から愛しています。ここで出会い、一生の宝物となった親友たちと離れるのはとても寂しいです。スタッフ、キャスト、ダファー兄弟、ショーン(・レヴィ)、そしてNetflix。彼らは私たちを、本当に大切に見守ってくれました」

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『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1~5は、Netflixにて独占配信中。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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