Netflix『今際の国のアリス』が世界中で大ヒット!今後、日本発のコンテンツが積極的に海外進出へ

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(左から): 株式会社THE SEVENの森井輝氏、赤羽智史氏、菅井龍夫氏 写真: ©Netflix

日本発のNetflixドラマ『今際の国のアリス』(シーズン1&2配信中)が世界中で異例のスマッシュヒットを飛ばしている。先月下旬にシーズン2が配信開始されると、瞬く間にNetflixグローバルTOP10ランキングの非英語テレビシリーズ部門でトップに輝いた。さらに、今作はアジア圏のみならず、アメリカ、フランス、ブラジルなどでもランキング入りを果たし、シーズン2はNetflixの日本オリジナル作品で史上最高視聴記録を樹立するなど、その勢いはとどまることを知らない。現在、米映画批評サイトRotten Tomatoesにおいて、平均支持率81%を獲得し海外の批評家からも高い評価を得ている。

昨年11月には、『今際の国のアリス』シリーズのプロデューサー森井輝氏が所属する株式会社THE SEVEN(TBSホールディングスの子会社)が日本発のコンテンツのさらなる海外進出を目指して、Netflixと5年間の戦略的パートナーシップを締結した。すでに、森井氏のプロデュースで2023年公開予定の実写作品(映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』、ドラマ『幽☆遊☆白書』など)がNetflixで製作されており、今後もストリーミングサービスに日本のコンテンツが積極的に進出する予定だ。

また、森井氏と同じくTHE SEVENに所属するVFXプロデューサーの赤羽智史氏(映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』、『暗殺教室』など)が、Netflixとのコラボレーション作品のVFXを手掛ける。

「THE SEVENの使命は、全く新しい方法で日本から世界中の視聴者に“感動的な瞬間”をお届けすることです。我々はまだスタートラインに立ったばかりです。グローバルな作品を手掛けるプロデューサー陣をはじめ、最新のプロダクション設備にアクセスできるチームのベテランメンバーが揃っています。Netflixとのパートナーシップで、これから全力で最高の物語を世界に届けていきます。」と、代表取締役の菅井龍夫氏は語った。

さらに、森井氏は、「『今際の国のアリス』の成功で、日本の物語が世界中の視聴者に受け入れられることが分かりました。日本人クリエイターが細部までこだわった圧倒的な映像が、世界中のファンの心をつかんで離さないのです。」と語った。

今後、THE SEVENは横浜市の緑山スタジオ・シティに建設中である首都圏最大の最新プロダクション施設で製作を行う予定だ。これまでにない大規模かつ最新設備がそろった防音スタジオで、高品質な作品づくりが期待される。

翻訳/和田 萌

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