Netflix『ザ・クラウン』最終シーズンのプレミア開催: エリザベス・デビッキらキャストが撮影を振り返る

エリザベス・デビッキ、『ザ・クラウン』シーズン6より 写真: COURTESY OF NETFLIX
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Netflixの人気シリーズ『ザ・クラウン』のキャストが、ダイアナ元妃の最期の日々を描いた最終シーズンの撮影について明らかにした。

12日、ロサンゼルスで『ザ・クラウン』シーズン6のプレミアが開催され、エリザベス・デビッキ(ダイアナ妃役)、ジョナサン・プライス(フィリップ王配役)、ハリド・アブダラ(ドディ・アルファイド役)ら出演者が顔を揃えた。

前シーズンでエマ・コリンから同役を引き継いだデビッキは、「非常に貴重な素晴らしい仕事でした。そして、つねに大きな責任感も背負っていました」と伝えた。

また、米『ハリウッド・リポーター』に対し、パパラッチに執拗に追われるダイアナ妃を演じた経験について振り返った。

「あんな風に誰かを追い回すなんて、とても酷いです。10秒くらい経験するだけで、それが完全に異様で恐ろしい体験だと分かります。(それらのシーンの撮影は)身体的なプレッシャーを実際に体験しているという意味で、スタントとは異なります。非常に本能的な部分から演技をしているのです」

ハリド・アブダラ、フリン・エドワーズ、エリザベス・デビッキ、ルーファス・カンパ、ジョナサン・プライス、LAプレミアにて

アブダラも、パパラッチシーンの撮影について「初日を終えて車で家に帰るとき、スクーターとすれ違うたびにビクッとしてしまった。これを来る日も来る日も経験するなんて、尋常じゃない」と明かした。

また、ドディ(・アルファイド)演じたアブダラは「26年が経過し、やっと彼の存在が少しでも知られるのは最も誇れることの1つです。26年後の今、彼は弔われることになるでしょう」とコメントした。

フィリップ王配役のプライスも、ダイアナ元妃の死を描いたシーンについて以下のように語った。

「上映会ではキャスト・スタッフが大粒の涙を流し、しばらく沈黙に包まれていた。私は、正しく描くことができたと感じましたね。全員にとって、強い思い入れがあったのです」「彼女が亡くなったとき本当に涙しましたが、スクリーン上で観たときも泣いてしまいました」

クリエイターのピーター・モーガンによると、デビッキをキャスティングできなければ一連のシーンは成立しなかったという。

「ダイアナ元妃だと確信できる人でないと、真実味が完全に薄れてしまう。そして、彼女(デビッキ)を獲得したとき、急いで執筆に取り掛かりました。でも長い間、物語を語る別の方法も模索して、神経質になっていました。正しく語らねばならない重要な物語ですから」

Netflix『ザ・クラウン』最終シーズン(シーズン6)のパート1は11月16日(木)、パート2は12月14日(木)配信開始。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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