ジョン・ハム、エミー賞Wノミネートに歓喜「あとは楽しむだけ」

Jon Hamm as Roy Tillman in Fargo
ジョン・ハム、『FARGO/ファーゴ』写真: COURTESY OF FX
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Apple TV+『ザ・モーニングショー』とFX『FARGO/ファーゴ』の2作品に出演し、今年のエミー賞で同時ノミネートを果たした俳優、ジョン・ハムが米『ハリウッド・リポーター』の電話インタビューに登場。

『ザ・モーニングショー』では、イーロン・マスクをモデルにしたテクノロジー業界の億万長者のポール・マークス、そして『FARGO/ファーゴ』では悪徳保安官、ロイ・ティルマンを好演。ハムはこれまで、エミー賞で計16回のノミネートを果たしていた(受賞は、2015年の『マッドメン』最終シーズンのみ)。

現在はApple TV+の新作ドラマ『Your Friends and Neighbors(原題)』を撮影中のハムが、Wノミネートへの思いを語った。


―まず最初に、おめでとうございます。

ありがとうございます。本当に素晴らしいことですね。

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―以前、『ファーゴ』と『ザ・モーニングショー』で再び注目を集めることができて良かったとおっしゃっていましたが、それはエミー賞にノミネートされる前でした。今回は違った感じがしますか?

ええ、確かに違う感じがします。なぜなら、『マッドメン』の頃とは時代が変化しているからです。テレビの風景や定義は確実に変わりました。Netflix『私のトナカイちゃん』のような作品は、ストリーミング以前の時代では放送されることもなく、話題にも上らなかったでしょう。

これらはすべて良いことですね。だから、こんなに異なるキャラクターを演じて、両方が認められたことはとても嬉しいです。

―両作品とも複数の部門でノミネートされ、好調でしたね。

まだ、他の友人たちにお祝いを言えていませんが、一緒に仕事をした人たちがノミネートされて本当に嬉しいです。また、幅広く認められたことも嬉しいですね。1人だけノミネートされたわけではなく、複数の中の1人であることは本当に素晴らしいです。

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―過去にもエミー賞で候補になっていますが、今回スピーチの準備はしますか?

準備はしません。スピーチをする機会があまりなかったので…

―今まで、準備する機会はたくさんありましたか?

準備する機会はたくさんありましたが、スピーチをするための精神的な準備や不安を経験したことはありません。確かに不安にはなります。状況に合わせながら、感謝を言い忘れた人がいた場合のことは後で考えるつもりです。

―今や「エミー賞のベテラン」ですが、初めてノミネートされた人たちへのアドバイスはありますか?

楽しんで、そして理解してください。これはもう決まり文句になっていますが、ノミネートされることに真の名誉があります。ピークTV時代の下り坂にいるとはいえ、まだ数多くのテレビシリーズがあります。その中から選ばれることは、すでに勝利です。あとは楽しむだけですね。

特に、会場で誰と一緒にこの経験を共有しているかを見回すと、とても良い気分になります。初めてノミネートされたときは、凄くワクワクしたのを覚えています。自分は受賞はしませんでしたが、作品が賞を受けたので、本当にお祝いムードの夜でしたね。繰り返しになりますが、すべてを吸収してください。授賞式は、あなたのためにあるのですから。

―スケジュールが合えば、『ザ・モーニングショー』シーズン4への再出演を望んでいるそうですね。現在撮影中ですが、まだ乗り気ですか?

言っていいかどうか分からないので、ポジティブな気持ちでいると言っておきます。


 ※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌

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