エルトン・ジョンとマドンナ、長年の確執に終止符「ついに和解した」

「ついに和解した!」とマドンナが報告
マドンナとエルトン・ジョンが、数十年にわたる因縁をついに解消した。マドンナは自身のInstagramに「ついに和解した!!!」と投稿。2人の関係が修復されたことを明かした。
マドンナによれば、2人が直接会った際、エルトン・ジョンは「許してくれ」と第一声で伝えたという。
「私が敬愛していた人が、公の場で私を嫌っていると知るのはつらかった。長い間、理解できなかった」と彼女は語った。
さらに、マドンナはエルトン・ジョンが自身に与えた影響にも言及した。「高校時代に彼のパフォーマンスを観て、人生が変わった」と述べている。彼の存在は、「自分がはみ出し者でもいいんだと思わせてくれた」という。「目立ってもいい、他人と違っていてもいい。それはむしろ大切なことだった」
確執の始まりは2000年代初頭
2人の関係が悪化したのは2000年代初頭。エルトン・ジョンの挑発的な発言が原因だった。2002年には、マドンナが歌った『007/ダイ・アナザー・デイ』の主題歌を批判。彼はさらに、2004年にはQアワードでは、「マドンナがベスト・ライブ・アクト?ふざけるな」と暴言を吐いた。
また、2012年には彼女の容姿を「移動遊園地のストリッパー」と表現し、物議を醸した。
2人の“完全なる和解”と今後のコラボに期待
エルトン・ジョンが『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』に出演した週末、マドンナは彼の楽屋を訪れた。彼の第一声が「許してくれ」だった。すると、私たちの間にあった壁が崩れた、彼女はそう明かしている。
エルトン・ジョンはマドンナの投稿を自身のInstagramストーリーでシェア。「癒しの瞬間だった」とコメントした。
マドンナは「許しは力強いツールだ」と語り、「数分後には抱き合っていた。彼は君のために書いた曲がある。一緒にやりたいと言ってくれた。すべてが繋がった瞬間だった」と投稿を締めくくっている。
お互いの活動にも注目が集まる
エルトンは、ブランディ・カーライルとコラボした新アルバム『Who Believes in Angels』を発表。先月はCBSで一夜限りのスペシャルコンサートも放送された。
一方マドンナは、2005年の名盤『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』の続編『Confessions 2』の制作を2月に発表している。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら
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