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ウェンズデー・アダムスを演じた歴代俳優9人を完全解説【映画&ドラマ】~伝説的キャラクターの誕生秘話~

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【ウェンズデー役を演じた歴代俳優】(左から)ウェンズデー役を演じるジェナ・オルテガ、クリスティーナ・リッチ、カリーナ・ヴァラディ
(左から)ウェンズデー役を演じるジェナ・オルテガ、クリスティーナ・リッチ、カリーナ・ヴァラディ 写真:©Paramount/Courtesy Everett Collection, cNetflix / Courtesy Everett Collection
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2022年、Netflixシリーズ『ウェンズデー』の記録的なヒットにより、主演のジェナ・オルテガは現代のウェンズデー・アダムスを象徴する「新たな顔」となった。現在、同作はシーズン1と2が配信中であり、オルテガの怪演は世界中に社会現象を巻き起こしている。しかし、漆黒のツインテールに青白い肌、そして死を愛する陰鬱な気質を持つこの少女の歴史は、決して彼女一人によって築かれたものではない。

ウェンズデーの誕生は、今から80年以上も前に遡る。1938年、アメリカの漫画家チャールズ・アダムスが『ザ・ニューヨーカー』誌で描いた一コマの風刺漫画。当初、名前すらなかった一人の少女は、1944年に「水曜生まれの不幸せ(Wednesday’s child is full of woe)」というマザーグースの一節にちなんで「ウェンズデー」の名を与えられた。

【ウェンズデー役を演じた歴代俳優】『アダムス・ファミリー2』(1993年)
『アダムス・ファミリー2』(1993年)写真:Paramount Pictures/Photofest

ウェンズデー・アダムスを演じた歴代俳優は?

ここからは、歴代のウェンズデー・アダムスを演じた9人の俳優を徹底解説。キャラクターの知られざる誕生秘話から、各時代の俳優たちがどのようにこの象徴的なキャラクターを解釈し、命を吹き込んできたのか。その変遷と進化の軌跡を紐解いていく。

1. リサ・ローリング(1964~1966年、1977年)

【ウェンズデー役を演じた歴代俳優】ウェンズデー・アダムス役のリサ・ローリング、『アダムス・ファミリー』(1964~1966年、1977年)より
ウェンズデー・アダムス役のリサ・ローリング、『アダムス・ファミリー』(1964~1966年、1977年)より 写真:Priscilla Grant/Everett Collection; Everett Collection

最初にスクリーンでウェンズデー役を演じたのは、シットコム形式の実写ドラマ『アダムス・ファミリー』でのリサ・ローリングである。オリジナルシリーズは1964年から1966年まで放送され、ローリングが演じたウェンズデーは、現在よく知られている姿よりも比較的おだやかで可愛らしいキャラクターだった。1977年にはテレビ映画『ハロウィーン with ザ・ニュー・アダムス・ファミリー(原題)』で、大人になったウェンズデー役を再び演じている。

2. シンディ・ヘンダーソン(1972~1973年)

【ウェンズデー役を演じた歴代俳優】『アダムス・ファミリー』(1973年)
『アダムス・ファミリー』(1973年)写真:Courtesy of Everett

シンディ・ヘンダーソンは、1972年放送のアニメシリーズ『ザ・ニュー・スクービー・ドゥー・ムービーズ(原題)』のエピソード『ウェンズデーが行方不明(Wednesday is Missing)』で、初めてウェンズデーの声を担当した。CBS向けにハンナ=バーベラが制作したこの番組は、『スクービー・ドゥー』シリーズ第2作目にあたり、各エピソードには実在の著名人や、『アダムス・ファミリー』のような有名アニメキャラクターがゲスト出演していた。

ヘンダーソンは1973年にハンナ=バーベラが制作した『アダムス・ファミリー』のアニメ版シットコムでも、ウェンズデー役の声を続投している。ちなみに、このアニメではパグズリー・アダムスの声をジョディ・フォスターが担当していた。

3. ノエル・ヴォン・ソン(1973年)

『アダムス・ファミリー・ファン・ハウス(原題)』は、資金不足のためパイロット版のみで終了し、実際の放送には至らなかった音楽バラエティ番組である。1973年、ノエル・ヴォン・ソンはABC制作のパイロット版でウェンズデー役を演じ、短いながらもウェンズデーに命を吹き込んだ。

4. クリスティーナ・リッチ(1991年、1993年)

【ウェンズデー役を演じた歴代俳優】『アダムス・ファミリー2』(1993年)
『アダムス・ファミリー2』(1993年)写真:© Paramount/Courtesy Everett Collection

クリスティーナ・リッチは、ウェンズデーを現在の象徴的なキャラクターへと押し上げた立役者である。1991年公開の映画『アダムス・ファミリー』は、実写長編として初めてファミリーのメンバーをポップカルチャーに定着させた作品であり、家族向けでありながらも、その不気味な趣味やブラックコメディの雰囲気を色濃く描いていた。

リッチは1993年の続編『アダムス・ファミリー2』でもウェンズデー役を続投。さらに、Netflixシリーズ『ウェンズデー』では、マリリン・ソーンヒル(本名:ローレル・ゲイツ)役を演じている。

【ウェンズデー役を演じた歴代俳優】(左)ジェナ・オルテガ、(右)クリスティーナ・リッチ、2022年の『ウェンズデー』シーズン1プレミアにて
ジェナ・オルテガ(左)、クリスティーナ・リッチ(右)、2022年の『ウェンズデー』シーズン1プレミアにて 写真:Charley Gallay/Getty Images for Netflix

リッチが演じたウェンズデーは彼女のキャリアの飛躍台となり、その後『バッファロー’66』(1998年)、『スリーピー・ホロウ』(1999年)などの映画や、近年では高い評価を受けたドラマシリーズ『イエロージャケッツ』(2021年~)にも出演している。

5. デビ・デリーベリー(1992~1993年)

【ウェンズデー役を演じた歴代俳優】『アダムス・ファミリー』(1992~1993年)
『アダムス・ファミリー』(1992~1993年)写真:ABC / Courtesy Everett Collection

1991年の映画『アダムス・ファミリー』の成功を受け、キャラクターたちは再びアニメシリーズ『アダムス・ファミリー』として映像化され、1992年から1993年にかけて放送された。著名な声優デビ・デリーベリーがウェンズデーの声を担当し、本作ではいくつかの変更が加えられた。なかでも象徴的だったのは、ウェンズデーの伝統的な黒いドレスが青に変更された点である。

本アニメシリーズは映画ほどダークではなかったが、デリーベリーが声を演じたウェンズデーは、より原作コミック版に近いキャラクター像となっていた。

6. ニコール・フジェール(1998~1999年)

【ウェンズデー役を演じた歴代俳優】ニコール・フジェール、『ザ・ニュー・アダムス・ファミリー(原題)』より
ニコール・フジェール、『ザ・ニュー・アダムス・ファミリー(原題)』より 写真:Courtesy Everett Collection

ニコール・フジェールは、1998年のテレビ映画『アダムス・ファミリー サン再結集』でウェンズデー・アダムスを演じた。同作はゴメズ・アダムス役を務めたティム・カリーの演技を除き、低評価を受けた作品である。

本作は、1991年の映画を実写シットコムとしてリブートする試みのパイロット版として制作され、その後『ザ・ニュー・アダムス・ファミリー(原題)』(1998~1999年)としてシリーズ化された。フジェールは同作でも引き続きウェンズデー役を務め、全65話が1シーズンとして制作された。シリーズ終了後、フジェールは業界を離れた。

7. クロエ・グレース・モレッツ(2019年、2021年)

【ウェンズデー役を演じた歴代俳優】アニメ映画『アダムス・ファミリー2』(2021年)
アニメ映画『アダムス・ファミリー2』(2021年)写真:MGM / courtesy Everett Collection

不気味な一家を描く最新のアニメ化作品は、2019年公開の『アダムス・ファミリー』であり、2021年には続編『アダムス・ファミリー2』が公開された。両作でクロエ・グレース・モレッツがウェンズデーの声を担当し、ゴメズ役はオスカー・アイザック、モーティシア役はシャーリーズ・セロンが務めた。

商業的には一定の成功を収め、シリーズの存在感を再び世に示すこととなった。

8. カリーナ・ヴァラディ(2022年)

【ウェンズデー役を演じた歴代俳優】カリーナ・ヴァラディ、Netflix『ウェンズデー』より
カリーナ・ヴァラディ、Netflixシリーズ『ウェンズデー』より 写真:©Netflix / Courtesy Everett Collection

2012年生まれのカリーナ・ヴァラディは、Netflixシリーズ『ウェンズデー』で幼い頃のウェンズデー・アダムス役として俳優デビューを果たした。本作ではウェンズデーの記憶の中に登場し、ジェナ・オルテガとともに、黒い心を持ちながらも愛すべきキャラクターとしてのウェンズデー像を形作っている。

9. ジェナ・オルテガ(2022年、2025年)

【ウェンズデー役を演じた歴代俳優】ジェナ・オルテガ、Netflix『ウェンズデー』シーズン2より
ジェナ・オルテガ、Netflixシリーズ『ウェンズデー』シーズン2より 写真:Netflix

最新かつファンから絶大な支持を集めるウェンズデー・アダムス役のジェナ・オルテガは、同役で初めて単独主演シリーズを得た。2022年にNetflixで配信開始された『ウェンズデー』は、ネヴァーモア学園に通う高校生時代のウェンズデーを描く作品だ。主人公は、風刺とゴシック要素をたっぷり盛り込んだ、まさにティム・バートン作品らしい人物像となっている。製作総指揮を務めたバートンは、シーズン1で複数のエピソードの監督も担当した。

本シリーズはNetflixで大きな成功を収め、ジェナ・オルテガのキャリアを飛躍させた。その後、オルテガはホラージャンルの常連としても知られるようになり、シーズン2でもウェンズデー役に復帰している。

▼シーズン3決定!Netflixシリーズ『ウェンズデー』の配信情報

『ウェンズデー』シーズン3より
Netflixシリーズ『ウェンズデー』シーズン3より 写真:@netflix/Instagram

ジェナ・オルテガ主演のNetflixシリーズ『ウェンズデー』は、シーズン1(全8話)が2022年11月23日、シーズン2(全8話)が2025年8月6日(パート1)と9月3日(パート2)に独占配信された。

2025年7月にはシーズン3への更新が決定。現時点で配信日は未定だが、2026年4月にはエッフェル塔を背景に佇むウェンズデーの姿を捉えた初画像が解禁された。

シーズン3のキャストには、アダムス・ファミリーの面々、イーニッド役のエマ・マイヤーズ、タイラー役のハンター・ドゥーハンらおなじみの顔ぶれに加え、ウィノナ・ライダー、エヴァ・グリーン、レナ・ヘディ、アンドリュー・マッカーシーが新たに出演する。

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