高橋一生&飯豊まりえ、夫婦初2ショットで『岸辺露伴は動かない 懺悔室』をアピール
荒木飛呂彦氏の人気コミックを実写映画化した『岸辺露伴は動かない 懺悔室』の完成報告会が15日、都内のスタジオで行われた。
主演の高橋一生とヒロインの飯豊まりえは、20年にNHKでスタートしたドラマ「岸辺露伴は動かない」での共演をきっかけに交際。約1年の交際を経て、昨年5月24日に結婚したことを発表。この日が夫婦として初のツーショット披露となった。
特殊能力を持つ漫画家が編集担当とバディを組み、さまざまな謎を解き明かしていくミステリー。テレビシリーズが24年までの4期9話、23年の映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を経て、原作の第1話を映画化した。
高橋は「5年の月日を経て、ようやく原作の最初の話を映像化できることに身の引き締まる思いでした」と回想。撮影は昨秋、日本映画としては初のイタリア・ベネチアでのオールロケを敢行し、「街並みが岸部露伴の世界に溶け込んで、イタリアと日本のスタッフが作り上げる世界観が融合した、素晴らしい1カ月だった」と満足げに語った。
飯豊も、「皆で船に乗って撮影に行く、合宿のような現場でした。オフの日も散策をしていると撮影隊に遭遇して見学をして帰る、充実した幸福の1カ月でした」と同調。演じた編集者の泉京香は原作では1話しか登場しないキャラクターだったが、「(脚本の)小林靖子さんのおかげで、ちゃんと出られました。素敵な映画になっているので、しっかりと届けたい」と決意をにじませた。
高橋は、完成した映画を観賞し「5年間、チームワークが醸成された関係性に誇りを持って臨むことができたし、これまでにない静かな興奮を覚えた。世界観が統一され、海外で演劇やオペラを見ているような感覚になった」と改めて強調。そして、「これまで見たことのない作品に仕上がったという確信はあります」と自信をのぞかせていた。
会見には共演の玉城ティナ、大東駿介、井浦新と渡辺一貴監督も出席した。『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、5月23日から全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
【関連記事】
- 高橋一生、集大成の「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」は「人の心を動かす力がある」
- 【4/24まで】Kindle本最大90%OFF!ゴールデンウイークセールのおすすめマンガを紹介|無料書籍も多数!
- KindleUnlimitedで読み放題:おすすめ7選【アニメ化・映画化原作】
- 2025年に映画化予定の小説は?『ウィキッド』続編やアン・ハサウェイの新作やベストセラー小説など【後半】
- 『スーパーマン』歴代俳優の軌跡…映画初登場は1948年、2025年には最新作が公開