エレン・ポンピオ、『グレイズ・アナトミー』引退は考えず

Ellen Pompeo as Meredith Grey in 'Grey's Anatomy' season 21.
メレディス・グレイを演じるE・ポンピオ 写真:Ser Baffo/Disney
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エレン・ポンピオはまだまだ米ABC制作の人気ドラマシリーズから引退するつもりはないようだ。

ポンピオは『グレイズ・アナトミー』が2005年に放送を開始してから20年にわたってメレディス・グレイ役を演じてきた。そんな彼女は2022年に家族との時間を優先するため、出演回数を減らすことで製作側と合意している。彼女は最近、『エル・パイス』紙のインタビューに対し、「たまに仕事をして、お休みももらうという働き方ができるのはとてもラッキーなこと」とした上で、「いいワーク・ライフバランスがとれている」とその充実ぶりを明かした。

とはいえ、ポンピオには完全に『グレイズ・アナトミー』を「卒業」する意思はないようだ。その背景の一つとして、彼女が同作への出演契約から2000万ドルの収入を得ていることがあるのだそう。

「完全に(『グレイズ・アナトミー』出演を)辞めてしまうというのは自分の気持ち的にも経済的にも望ましくはありません。2024年にドラマは世界中で10億回以上配信されました。10億回以上ですよ。このドラマを制作・配信してる会社は私たちの肖像や音声からたくさんのお金を稼いでるんです」

更にポンピオは続ける。

「もし私が完全にドラマを辞めてしまっても、他のみんなは私の20年間にもなる仕事からお金を得続けることになるし、私だけがお金をもらえないということになります。そんなのは個人的に納得できませんよ。私が一生懸命してきた仕事によって私ではない誰かが利益を得るだなんて」

もちろん、それだけでなくファンによる支持もポンピオにとって『グレイズ・アナトミー』出演を続けるモチベーションになっているそうだ。

「多くの視聴者の皆さんにとってドラマは励みになってもいます。だからこそ私はドラマに感謝の気持ちを伝えたいんです」

最近ではディズニー+で配信中の『グッド・アメリカン・ファミリー』に出演したことでも話題を集めたポンピオ。精力的に活動を続ける彼女からは今後も目が離せない。

 ※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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