興行収入:ライアン・クーグラー監督の『Sinners』、4000万~4500万ドルのオープニング興行収入を狙う

ワーナー・ブラザースの新作『Sinners(原題)』は、イースター週末の興行収入で4000万〜4500万ドルのオープニングが見込まれている。この作品は『ブラックパンサー』と『クリード』で知られるライアン・クーグラー監督とマイケル・B・ジョーダンが再タッグを組んだR指定の超自然的ヴァンパイア映画だ。
ワーナー側は慎重に3500万〜4000万ドルの予測を立てているが、業界関係者からは5000万ドル以上の可能性も示唆されている。同スタジオのヒット作映画『マインクラフト/ザ・ムービー』は公開3週目で4000万〜4500万ドルを稼ぎ、世界興行収入6億ドル突破が確実視されている。
『Sinners(原題)』は製作費9000万ドルと、ジャンル映画としては比較的高額な予算で製作された。しかし批評家からの評価は非常に高く、映画評論サイト『Rotten Tomatoes』では99%という高スコアを記録している。
1932年を舞台にした本作では、ジョーダンが双子の起業家、スモークとスタックの一人二役を演じる。第一次世界大戦とシカゴのギャング時代を生き抜いた兄弟が、7年ぶりにミシシッピデルタの故郷クラークスデールに戻り、酒場を開こうとするが、予期せぬ恐怖に直面する物語だ。
米『ハリウッド・リポーター』のレビューでは、『Sinners(原題)』について「この作品には様々な要素が詰まっている。ジム・クロウ南部の生活を描いた作品であり、ヴァンパイアホラーの爆発的表現であり、ブルースの霊的・超自然的力を動的に反映している。自由を求める闘いを寓話的に描いた作品」と評している。
ヘイリー・スタインフェルド、ジャック・オコンネル、デルロイ・リンドーらも出演。『Sinners(原題)』は4月18日に全国公開される。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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