2025年アヌシー国際アニメーション映画祭ラインナップ発表

世界最大のアニメーション映画祭が6月8日〜15日に開催予定。映画祭のラインナップ発表された。注目の公式選出作品や世界初公開作品が集まる。映画祭では欧州、アジア、南北アメリカの約20カ国からの作品が集結。中国のチョン・ディン監督による大型3DCGアニメ『Into the Mortal World(原題)』、イタリアのジョヴァンニ・コルンブ監督の手描きアニメ『Balentes(原題)』、メキシコのアリア・コバモナス監督によるデジタルカットアウトアニメ『The Great History of Western Philosophy(原題)』など多様なスタイルの作品が揃う。
ベルリン映画祭の注目作も多数上映。『Lesbian Space Princess(原題)』や『Tales from the Magic Garden(原題)』、シルヴァン・ショメ監督の『The Magnificent Life of Marcel Pagnol from The Triplets of Belleville(原題) 』は来月カンヌで初公開される。『Dandelion’s Odyssey(原題)』(日本の瀬戸桃子監督)、『Death Does Not Exist(原題)』(カナダのフェリックス・デュフール゠ラペリエール監督)なども上映される。
世界初公開作品
アヌシー世界初公開には、スペインのイレーネ・イボラ監督によるストップモーション作品『Olivia and the Invisible Earthquake(原題)』、リベリア内戦の少年兵を描いたザヴェン・ナジャール監督の『Allah Is Not Obliged(原題)』、メリス・ヴァラード監督とリアンヌ=チョ・ハン監督による『Little Amélie or the Character of Rain(原題)』(日本で育つベルギー人少女の物語)などがある。
深夜上映プログラムの注目作
大人向けアニメーション深夜上映プログラムでは、秋本賢一郎監督の『All You Need Is Kill』(トム・クルーズとエミリー・ブラント主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』原作小説のアニメ化)、中村健治監督と鈴木清崇監督の『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』、未来のリオデジャネイロを舞台にしたロジェリオ・ヌネス監督によるコンラッドの古典『Heart of Darkness(原題)』のアニメ化作品などが上映される。
メジャースタジオの参加
公式選出作品以外では、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションによるバスケットボールをテーマにした『Goat(原題)』、ドリームワークスの『バッド・ガイズ2』、パラマウント・アニメーションの『The SpongeBob Movie: Search for Squarepants(原題)』と『アバター 伝説の少年アン』シリーズの『Aang: The Last Airbender(原題)』、Netflixの『ストレンジャー・シングス』のアニメシリーズの先行公開などが予定されている。
ディズニーは初めてそのすべてのアニメーション部門から作品とシリーズを持ち込み、『ズートピア2』、『星つなぎのエリオ』、『スター・ウォーズ/帝国の物語』、『Eyes of Wakanda(原題)』、『Dragon Striker(原題)』の先行公開と、2026年公開予定の『ホッパーズ(原題)』と『トイ・ストーリー5』の初期映像を上映する。ピクサーのピート・ドクター最高クリエイティブ責任者が、オリジナル『トイ・ストーリー』30周年を祝いアヌシーの殿堂入りするために参加する。
2025年アヌシー国際アニメーション映画祭は6月8日〜14日に開催される。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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