『デスパレートな妻たち』スピンオフ、ディズニーで進行中

ディズニーが人気ドラマの新たな展開を計画
ディズニーのコンテンツブランド「オニキス・コレクティブ」は、2000年代初頭のテレビシリーズで最も有名な作品のひとつ『デスパレートな妻たち』に新たな解釈を加えようとしている。
「オニキス」は現在、米ABC局で2004年から2012年まで放送されていた大ヒット作『デスパレートな妻たち』のスピンオフ・再解釈シリーズ『ウィステリア通り(原題)』を計画中である。
このプロジェクトは脚本家兼エグゼクティブプロデューサーのナタリー・チャイデズ(『フライト・アテンダント』『クイーン・オブ・ザ・サウス 〜女王への階段〜』)とエグゼクティブプロデューサーのケリー・ワシントンが手掛けている。
このプロジェクトが実現すれば、『ウィステリア通り』は「オニキス・コレクティブ」の他の番組と同様に米国ではHuluでストリーミング配信される予定だ。
『デス妻』の精神を受け継ぐ新シリーズ
『デスパレートな妻たち』と同様に、『ウィステリア通り』も一見完璧に見える女性達に焦点を当て、その表面下に隠された数々の秘密を描く。
『デスパレートな妻たち』の原案を手がけたマーク・チェリーは、現時点では新プロジェクトに関与していないものの、過去にスピンオフアイデアについて言及したこともあり、将来的に本作に参加する可能性があるとの情報もある。
『デスパレートな妻たち』ではテリー・ハッチャー、マーシャ・クロス、フェリシティ・ハフマン、エヴァ・ロンゴリア、ニコレット・シェリダン(シーズン5後に降板)が主演した。
2004年秋の放送開始時から即座に大ヒットとなり、主人公4人の友人で、ショーを通してナレーションとして登場していたメアリー(ブレンダ・ストロング)が自殺した理由を巡るミステリーが視聴者を引き付けた。
『デスパレートな妻たち』は第1〜第5シーズンにわたって視聴率トップ10にランクインし、2012年に8シーズン180エピソードで終了した時点でも安定した人気を誇っていた。また、エミー賞を合計7回受賞した。
制作陣の豪華な顔ぶれ
チャイデズがエグゼクティブプロデューサーを務め、制作会社「シンプソン・ストリート」社のケリー・ワシントン(『スキャンダル 託された秘密』)、ステイシー・シェア(『エリン・ブロコビッチ』プロデューサー)も参加している。制作スタジオは「シンプソン・ストリート」が拠点を置く20世紀テレビジョンとなる。
ケリー・ワシントンと「シンプソン・ストリート」は「オニキス・コレクティブ」と継続的な関係を保っている。ワシントンはブランドの法廷ドラマ『リーズナブル・ダウト 推定無罪』のエグゼクティブプロデューサーであり、ディズニープラスで配信中のドラマ『帰ってきたお父さん』ではエグゼクティブプロデューサーと主演を務めた。
『ウィステリア通り(原題)』のニュースは米「デッドライン」が最初に報じた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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