ジェナ・オルテガ、10年間温め続けた映画監督デビューを計画中

Jenna Ortega
ジェナ・オルテガ 写真:Ethan Miller/Getty Images
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俳優として活躍を続けるジェナ・オルテガが、今後は監督やプロデュースといったカメラの裏側での活動に注力していく考えを示した。ザ・ウィークエンドの主演・製作による新作映画『Hurry Up Tomorrow(原題)』のプロモーション中に行われた対談で、オルテガは自身のクリエイティブな展望について語った。

オルテガは2018年の米『ハリウッド・リポーター』の取材でも、将来は監督を目指していると語っていた。今回、ザ・ウィークエンドから「自分自身の物語を語りたいという思いはあるか」と尋ねられると、「約10年前、俳優としてのキャリアを始めたばかりの頃に思いついた脚本があり、ようやく今その制作に取りかかっている」と答えた。

彼女によれば、その脚本は若い頃の自身の感性から生まれた独自のものであり、今の自分だからこそ形にできると実感しているという。「とても変わった内容だが、今動き出せたこと自体が非常に興味深い経験である」と述べている。

オルテガは現在、Netflixの人気ドラマ『ウェンズデー』シーズン2においてプロデューサーも務めており、裏方の立場からプロジェクトに関わる経験が視野を広げるきっかけになったと語っている。「制作側に立つことで、これまで知らなかった多くの工程を学ぶことができ、長年かけてようやく制作の全体像が見えてきた」と振り返る。

さらに彼女は、これまでのキャリアの積み重ねが、このタイミングで脚本を映像化することにつながったと分析している。「これまでの経験すべてが、この作品を“今”作る理由になっている」と語り、現在制作中の他の作品についても「これまで演じたことのないキャラクターに挑戦したいという思いから生まれた」としている。

一方で、主演と監督を同時に担うことの難しさについて問われると、「この脚本に関しては自分自身と重なる部分があるが、最も興味があるのは監督としての役割であり、演技をする際も常に監督の視点で作品を捉えてしまう」と、自身の指向性を明確にしている。

将来的には、自身が手がける作品に出演することはあまり考えていないという。「ただし、キャリア初期においては、俳優としての知名度を活かしてプロジェクトを実現することも一つの戦略である」と述べ、演技と監督の両立を足がかりに、映像制作の世界へと本格的に踏み出す意向を示している。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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