ロバート・デ・ニーロ、カミングアウトした娘への支持を表明

ロバート・デ・ニーロが、トランスジェンダーであることを公表した娘アイリン・デ・ニーロに対して「愛と支援」を惜しみなく示している。
2度のアカデミー賞受賞経験を持つ大御所俳優、デ・ニーロは米『ハリウッド・リポーター』に対し、「私はアーロンを息子として愛し、支えてきた。そして今は、アイリンを娘として愛し、支えている。大したことではない。私は自分の子どもたち全員を愛している」との声明を発表した。
子だくさんのデ・ニーロは、女優トゥーキー・スミスとの間に産まれたアイリンと彼女の双子の兄弟ジュリアンの他に5人の子どもがおり、最も幼い子どもは2023年に恋人のティファニー・チェンとの間に生まれた娘ジアである。
アイリンの自己開示と黒人女性からの影響
今週初め、アイリンは『ゼム(Them)』とのインタビューで自身のトランジションについて率直に語り、自称「遅咲き」であったにもかかわらず、他のトランス女性たちの存在が彼女の助けとなったと述べた。
「トランス女性たちが正直にオープンであること、特にSNSのような公の場で彼女たちの成功を見ることができて、『遅すぎることもない、私にもできる』と思うようになった」と彼女は説明している。
アイリンはさらに、「新しいアイデンティティに踏み出すと同時に、私の黒人女性らしさをより誇りに思うことで、何らかの形で彼女たちに近付いた気がする」と付け加えた。
『ゼム(Them)』の記事が公開された後、アイリンはインスタグラムのストーリーで受けた支援に感謝の意を表した。「支援してくれた全ての人に感謝します!これほど多くの視線を浴びることに慣れていません」と投稿。「私が事務所に所属しているか、どこかと契約しているかを尋ねる人たちへ。私は文字通り電話を持っているだけの普通の女の子なので、メッセージを見逃してしまったらごめんなさい!」と付け加えた。
家族の愛が示す受容の重要性
デ・ニーロの支持表明は、LGBTQコミュニティ、特にトランスジェンダーの若者にとって、家族の受容がいかに重要であるかを示している。
そして、有名な父親からの公の支持は、トランスジェンダーの人々が直面する可能性のある偏見や誤解に対する強力な声明となっている。
多様性と受容の社会的重要性
ロバート・デ・ニーロのようなハリウッドの重鎮が子どものトランスジェンダーとしてのアイデンティティに対して公に支持を表明することは、社会的な意識と受容を高めるのに役立つ。
彼の「大したことではない」という言葉は、全ての人がありのままの自分として受け入れられるべきであるという単純だが強力なメッセージを伝えている。
アイリンの物語とデ・ニーロの無条件の支持は、家族の絆の重要性と、すべての個人が自分の真のアイデンティティを生きる権利を持っているという認識を強調している。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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