カニエ・ウェスト、フォロワー数の口論でピアーズ・モーガンの番組を退席

カニエ・ウェストが6日、イギリスのジャーナリスト、ピアーズ・モーガンが司会を務める番組『Piers Morgan Uncensored』に出演した際、開始からわずか3分余りで退席したのである。原因は、ウェストのX(旧Twitter)のフォロワー数に関する口論であった。
ここ数ヶ月間、ウェストは自身のアカウントで反ユダヤ的な投稿や憎悪発言を繰り返してきたが、その一方で新曲のリリースや予告も行ってきた。今回の出演では、スペイン・マヨルカ島の自宅からリモートで参加しており、インフルエンサーのスニーコ(Sneako)も同席していた。
モーガンが「最近の生活はどうですか?」と尋ねると、ウェストは「この景色を見て判断してくれ」と返答した。モーガンが「それは現在の公のイメージとは対照的ですね」と指摘しようとすると、ウェストは話を遮り、「銀行に攻撃されている」と発言。これまでウェストが繰り返してきた反ユダヤ的な発言と関連付けられるものであった。
「もうすでに同意できないね。それは対照的じゃない」とウェストは強調した。「多くのアーティストが自分の本当の姿を表現することを支持している。銀行に攻撃されながらもここにいることが勝利なんだ。これが私の“対照”さ。」と語った。
その後、モーガンはウェストのXのフォロワー数に話題を移し、「3200万人のフォロワーがいますね」と述べた。これに対し、ウェストは「お前の言葉で俺のサイズが小さくなるわけじゃないぞ」と挑発。「フォロワー数を確認してみろ」と返答した。スタッフの確認結果は3300万人であり、モーガンは皮肉を込めて「おめでとう、俺が思ってたより少し多かったね」と返した。
その後、ウェストは「俺はギフト(贈り物)だ」と自己評価し、「メディアの連中はみんな、自分の結婚式や卒業式、葬式、子供の誕生の時に俺の曲を流したくせに、それを忘れたようなふりをしている」と不満を漏らした。
モーガンが「何を言っているんだ?まだ何も言っていないだろ」と困惑すると、ウェストは「お前は責任を取ろうとしていない」と指摘。「今はこれで終わりだ。数を数えられるようになったらまた戻ってこい」と言い残し、その場を立ち去ったのである。
その後、モーガンはスニーコとの会話を続け、スニーコは「これでイェの出番は終わりだね」と締めくくった。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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