クランチロール・アニメアワード2025:『俺だけレベルアップな件』がアニメ・オブ・ザ・イヤーを受賞

「クランチロール・アニメアワード 2025」が25日(日)、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて開催され、アニメ『俺だけレベルアップな件』がアニメ・オブ・ザ・イヤー、最優秀アクション作品賞、そして最優秀新シリーズ賞の計3冠に輝いた。
また映画部門では、藤本タツキの漫画を映像化した感動作『ルックバック』がフィルム・オブ・ザ・イヤーを受賞。また、ジャンルの垣根を超えた『ダンダダン』が最優秀オープニング賞を含む3つの技術部門を制した。
「クランチロール・アニメアワード」は、世界中のファンの投票によって全28部門の受賞者を決定する。司会は、3年連続でジョン・カビラと声優の天城サリーが務めた。
当日は多数のセレブが出席し、グラミー賞歌手ケイシー・マスグレイヴスをはじめ、ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のフィン・ウルフハードとゲイテン・マタラッツォ、J. バルヴィン、リナ・サワヤマ、マネスキンのダミアーノ・デイヴィッド、ディーン・フジオカ、本郷奏多、松岡茉優らが駆けつけた。
さらに人気アーティストによる生パフォーマンスも行われ、Creepy Nutsが『マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編』の大ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」、FLOWが『交響詩篇エウレカセブン』の「DAYS」、そしてLiSAが『鬼滅の刃』の「紅蓮華」ほか3曲のメドレーを熱唱した。
今年の授賞式では、『進撃の巨人』に新設された「グローバルインパクトアワード」が贈られた。同賞は、アニメ界や世界のポップカルチャーに絶大な影響を与えたシリーズを称える。壇上では、製作会社MAPPAを代表して林祐一郎氏が賞を受け取った。
以下、主な受賞結果
- アニメ・オブ・ザ・イヤー:『俺だけレベルアップな件』
- フィルム・オブ・ザ・イヤー:『ルックバック』
- 最優秀アクション作品賞:『俺だけレベルアップな件』
- 最優秀アニメーション賞:『「鬼滅の刃」柱稽古編』
- 最優秀アニソン賞: 『ダンダダン』 「オトノケ」 Creepy Nuts
- 最優秀キャラクターデザイン賞:『ダンダダン』
- 最優秀コメディ作品賞:『マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編』
- 最優秀継続シリーズ賞:『鬼滅の刃「鬼滅の刃」柱稽古編』
- 最優秀監督賞:『葬送のフリーレン』斎藤圭一郎
- 最優秀ドラマ作品賞:『葬送のフリーレン』
- 最優秀エンディング賞:『俺だけレベルアップな件』 「request」 krage
- 最優秀異世界アニメ賞:『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』
- 最優秀新シリーズ賞:『俺だけレベルアップな件』
- 最優秀オープニング賞:『ダンダダン』 「オトノケ」 Creepy Nuts
- 最優秀オリジナルアニメ賞:『NINJA KAMUI』
- 最優秀ロマンス作品賞:『アオのハコ』
- 最優秀日常系作品賞:『負けヒロインが多すぎる!』
- 最優秀声優賞(日本語):『薬屋のひとりごと』猫猫役 悠木碧
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
【関連記事】
- クランチロール・アニメアワード 2024:『すずめの戸締まり』が長編アニメ賞、海外ゲスト続々
- 【ネタバレ含む】ルックバック考察・ラストの解釈は?|悲劇を超えて“前を向く”物語の核心
- 今観るべきおすすめのアニメ映画25選:『インサイド・ヘッド2』ほか話題の新作から、あのカルト的名作も
- 【配信・ブルーレイ】実写版『白雪姫』を自宅で鑑賞する方法
- 舞台『賭ケグルイ』でしか味わえない“生ギャンブル”の臨場感|9月開幕に備えての予習・復習も含めて解説