ダコタ・ジョンソン、リメイク偏重のハリウッドに苦言

ダコタ・ジョンソン 写真:Vittorio Zunino Celotto/Getty Images
ダコタ・ジョンソン 写真:Vittorio Zunino Celotto/Getty Images
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 俳優ダコタ・ジョンソン(『マダム・ウェブ』に出演)が、現在のハリウッドを「迷走している」と語った。スタジオが「同じものを繰り返し作りたがる」傾向にあるためだという。

創造性の欠如を指摘

ダコタ・ジョンソンは、YouTube番組『Hot Ones』に出演し、映画業界がリスクを避けたがる理由について言及した。「創造的な判断を、映画をろくに観ないような人たちがしている。それが多くの現場で起きている」と語った。

さらに、「一度ヒットすると、スタジオはそれを何度も作りたがる。でも人間は新しいもの、未知の体験を求めている。だから今の状況はちょっとした混乱だ」と続けた。

IP偏重の現状

ハリウッドでは、既存の知的財産(IP)を基にしたリメイクやスピンオフの制作が活発になっている。『ハリー・ポッター』や『トワイライト』といった人気シリーズの再始動、『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』や『ビッグバン★セオリー』の前日譚『ヤング・シェルドン』もその例だ。

一方で、オリジナル企画の提案は難しくなっており、業界全体がリスクを避ける傾向にある。

ダコタ・ジョンソンは、観客は「新しさ」を求めていると強調した。ハリウッドが変化を恐れず、新しい物語を届ける勇気を持てるかが問われている。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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