Amazonの話題作『ロードハウス/孤独の街』続編に異変 監督ガイ・リッチーが降板しギレンホールは続投

Amazon MGMスタジオが製作する映画『ロードハウス/孤独の街』の続編から、ガイ・リッチーが監督を降板したことが明らかになった。
前作で主演を務めたジェイク・ギレンホールは、続編にも出演する予定である。ギレンホールは、フロリダ・キーズの場末のバーで用心棒として働く元UFCファイター、ダルトンを演じた。前作の監督はダグ・リーマンが務めた。
続編の脚本は、『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』や『バッドボーイズ RIDE OR DIE』などを手がけたウィル・ビールが担当している。プロデューサーには、アトラス・エンターテインメントのチャールズ・ローヴェンとアレックス・ガートナー、さらにギレンホール自身と、ナイン・ストーリーズ・プロダクションのジョシュ・マクラフリンが名を連ねる。
リッチーが監督に就任したと報じられたのは2025年4月だったが、今回、正式に降板が伝えられた。続編のストーリーについては、現時点で明らかにされていない。
『ロード・ハウス』は、1989年に公開されたアクション映画で、監督はローディ・ヘリントン、主演はパトリック・スウェイジであった。オリジナル版は全米で約3,000万ドル(約46億円)を記録し、後にカルト的な人気を集めた。
リメイク版『ロードハウス/孤独の街』は2024年にAmazonが製作し、劇場公開は見送られた。監督のダグ・リーマンは、この決定に対し公に不満を表明している。作品は2024年3月にPrime Videoで配信され、配信開始から8週間で世界中の視聴者数は8,000万人を超えた。
リッチーの最新作は、ジョン・クラシンスキーとナタリー・ポートマンが出演するApple TV+映画『ファウンテン・オブ・ユース 神秘の泉を探せ』であり、2025年5月に配信された。今後は、ヘンリー・カヴィルとギレンホールが共演するライオンズゲート製作のスリラー『In the Grey(原題)』や、ブラックコメディ『Wife & Dog(原題)』などの公開が控えている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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