『海辺へ行く道』で映画初主演の原田琥之佑、撮影は「毎日楽しくワクワクしていました」
横浜聡子監督の最新作『海辺へ行く道』の完成披露上映会が17日、東京・新宿ピカデリーで行われた。横浜監督は主演の原田琥之佑をはじめ麻生久美子、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽、菅原小春とともに上映前の舞台挨拶に登壇。「楽しんでいただくことだけが目標です」と感無量の面持ちで話した。
三好銀氏の人気漫画「海辺へ行く道」シリーズを原作に、アーティスト移住支援をうたう海辺の街で暮らす子供たちの冒険と大人たちの秘密が交錯するコメディ。横浜監督は、「原作にある多様性、寛容さを引き継ぎたかった。いろいろな人が多種多様な輝きを放っているので、その理解できないものとの出合いを楽しんでほしい」と意味深に語った。
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原田は俳優の原田芳雄さんの孫で、約800人のオーディションから抜てきされ映画初主演。「撮影が2年前なので、それから身長が13センチ伸びて顔も凄く変わっているので、誰だ?とならずに見てください」とユーモアたっぷりにアピールした。
撮影は香川・小豆島でオールロケが行われ、「毎日が楽しくてワクワクしていました。本当の島の少年みたいな感じで遊びに行ったりして、どっぷりと入れる環境でした」と満足げ。横浜監督は、「現代っ子なんだけれど、画面に映るとノスタルジックな匂いがする。昭和生まれの私も安心して、懐かしい気持ちになる瞬間があったので、その雰囲気を感じてほしい」と期待した。
- 高良健吾 ©︎The Hollywood Reporter Japan
- 横浜聡子監督©︎The Hollywood Reporter Japan
現在高校1年生の原田は夏休みの目標を聞かれ、「毎日1本以上映画を見ます。1カ月で31本以上。映画はもともと好きだったけれど、毎日見るということをやったことがないので」と宣言。これには、2024年の映画『ルート29』で父親役を演じていた高良が「凄いね」と感心しきりだった。
『海辺へ行く道』は、8月29日に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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