XG海外インタビュー|「私たち7人でやれば、必ず成功できる」コーチェラでの経験と新曲「MILLION PLACES」に込めたファンへの想いを語る

JURIN、CHISA、HINATA、HARVEY、JURIA、MAYA、COCONAからなる7人組HIPHOP / R&BガールズグループXGは、日本のグローバルエンタテインメントプロダクションXGALXに所属し、2022年にシングル「Tippy Toes」でデビューしたグループだ。以来、XGはラップ重視の「WOKE UP」から、Y2K感のある「LEFT RIGHT」、「SHOOTING STAR」まで、様々なジャンルに挑戦している。
常にグローバルなファンをターゲットにしてきた彼女たちは今年4月、コーチェラに初出演し、世界への新たな一歩を踏み出した。
XGは米『ハリウッド・リポーター』の取材に応じ、コーチェラやワールドツアー、ファンへの想い、最新シングル「MILLION PLACES」、そして今後の展望について語った。
多くの学びを得たコーチェラ初ステージ
―――コーチェラでの経験はいかがでしたか?
MAYA:コーチェラはとにかくエネルギーがすごくて、まだ興奮が冷めません。私たちの憧れのステージで、世界最大級の音楽フェスのひとつなので、出演できて本当に光栄でした。たくさんのALPHAZ(ファン)が私たちのパフォーマンスを見に来てくれて、感謝しています。
―――コーチェラの準備はどのように進めましたか?強風など、明らかに準備できないこともありましたよね。
MAYA:当日は本当に風が強かったです。
CHISA:コーチェラは私たちが長い間夢見てきたステージです。一緒にセットリストを考え、曲間の繋ぎも重視しました。バンド編成だったので基本的にステージをゼロから作り上げ、新曲「SHINOBI」の振り付けも行いました。これら全ての準備に取り組んだのは、LAに到着した後です。MCもコーチェラ用にアレンジしました。今行っているワールドツアーはまた異なるセットリストです。コーチェラ限定のセットリストでは、私たちの魅力をすべて表現しました。何度も何度も練習し、最後の最後で曲を変更したこともありました。心を込めて取り組み楽しかったですが、当日は予想以上に風が強かったです。雰囲気も最高で、まさにお祭りムードでした。でも強風の問題は解決しないといけないので、2週目は変更しているかもしれません(このインタビューは1週目と2週目の間に行われた)。
―――皆さん、とても楽しそうでしたね。ステージ上で驚いたことはありましたか?
COCONA:「IS THIS LOVE」に一瞬だけ花を振る部分があり、お客さんもペンライトを一緒に振ってくれたんです。「LEFT RIGHT」では、このように(左右に手を動かしながら)踊ってくれましたし、最後の部分を一緒に踊ってくれる人もいました。最前列にたくさんのALPHAZがいて、「XG」と叫んでくれて本当に嬉しかったです。コーチェラには(最新の)ワールドツアーより集中していたので、いつものようにファンと交流することはできませんでした。でも、イヤモニをつけていても彼らの声援と歌声が聞こえました。初めて私たちの音楽に触れる観客も一緒に踊ってくれたのを見て、胸が高鳴りました。「IYKYK」で「わー!」と声を出してくれたのは、嬉しいサプライズでした。
―――この経験から学んだことはありますか?
JURIA:期待以上にたくさんの学びがありました。コーチェラは野外で開催されるので、先ほども話したように風が強くて。いつもは髪を下ろしたスタイルが好きなのですが、風が吹くと髪で顔が隠れてしまいました。これを教訓に、次回は髪をアップにします。他にもいろいろなハプニングがあり、勉強になりました。ワールドツアーとは違う環境でパフォーマンスでき、たくさんのことを学べたんです。コーチェラのような野外フェスティバルでパフォーマンスでき、本当に光栄です。
ALPHAZとの思い出を詰め込んだ「MILLION PLACES」
―――続いて、最新シングル「MILLION PLACES」について教えてください。
JURIN:約1年間ワールドツアーを回っていますが、「MILLION PLACES」にはALPHAZと過ごした大切な思い出が詰まっています。例えば、私たちが実際に経験してきたアメリカやパリでの体験を曲調や歌詞に反映しているんです。この曲でALPHAZはまたワールドツアーに来てくれる、そんな特別な曲になると確信しています。
CHISA:感動的な楽曲です。
―――ワールドツアーでの体験はいかがでしたか?どのようにこの経験を乗り越えたのか、そして特に印象に残っていることを教えてください。
HINATA:ワールドツアーでは、みんなでステージを作り上げていく中で、責任感や絆がより強くなりました。コミュニケーションをたくさん取りましたね。
JURIN:ワールドツアーもコーチェラも、私たちにとってデビュー当時からの夢だったので、大きな節目を迎えた感じです。練習生時代に、辛いことを一緒に乗り越えてきたことを思い出します。私たちが経験してきたことすべてが宝物です。そのたびに一緒に食事をしたり、お祝いしたり、そういった小さな瞬間が幸せなんです。こういった経験がどれだけ大切だったのか、改めて実感しています。それが私たちの大きなモチベーションになっています。
XGに「不可能なことは何もない」——スーパーボウルを目指して
―――グループとしてすでに多くのマイルストーンを達成していますが、今後の抱負は何ですか?大きな夢に向かって取り組んでいることはありますか?
HARVEY:チームとしても個人としても、達成したい目標はたくさんあります。でも一番大切なのは、毎日やっていることを楽しむことだと思います。それはもうできているので、これからも続けたいです。2025年になってから、ずっとそう感じています。私たちは常に「今この瞬間を楽しむ」という考えを大切にしてきたので、「とにかくやってみる」姿勢がより重要だと感じています。新しいことに挑戦する時は、緊張したり不安になったりしますが、一人ひとりがユニークな感性と才能を持つ私たち7人でやれば、必ず成功できる。それが目標や夢を追い続ける自信に繋がっています。7人全員にとっての最大の目標は、スーパーボウルでパフォーマンスすることです。
―――XGは様々なジャンルを探求し、新しいことに挑戦してきました。グループの音楽における真のアイデンティティは、どのようなものですか?
CHISA:オオカミのモチーフもそうですが、「宇宙」は私たちの多くの楽曲に反映されているアイデンティティの核です。私たちはいつも「宇宙へ行こう」と言っています。宇宙は無限で、不可能なことは何もありません。私たちの音楽は無限の可能性を体現しています。私たちの音楽は、「宇宙」「無限」そして「不可能なことは何もない」という考えで定義できると思います。
―――コーチェラやツアーで世界各地のALPHAZに会えたことについて、どう感じていますか?遠くから応援しているファンもたくさんいましたが、ついに間近で会うことができましたね。
MAYA:最高の気分でした。たくさんのALPHAZが私たちのコンサートに来て、ただ楽しんで、一緒に音楽を楽しんで最高の時間を過ごしてくれるのは、私たちにとっても大きな意味があります。ALPHAZはすごく可愛くて、最高のエネルギーを持っていると思います。会うたびに何か新しい発見があるんです。このワールドツアーを通して私たちは「離れることができない、いつも一緒にいるような関係を築いてきたんだ」と感じました。「MILLION PLACES」は、私たちがALPHAZと過ごした大切で特別な瞬間についての曲です。ALPHAZがこの曲を聴いて涙を流したり、感動したりしてくれたら嬉しいです。素敵な曲なので、一緒に歌えることをとても楽しみにしています。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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