スティーブン・キング原作『死のロングウォーク』22分映像が初公開、マーク・ハミルが狂気の軍司令官に

『The Long Walk(原題)』Murray Close/Lionsgate
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スティーブン・キングのディストピア小説『死のロングウォーク』を原作とする新作映画『The Long Walk(原題)』が、サンディエゴ・コミコンで初公開された。ライオンズゲートが製作するこの映画は、100人の少年が「最後の1人」になるまで歩き続けるという非情な競技を描いたもので、過酷なルールの下で命を落とす少年たちの運命がリアルに描かれている。
会場では、最新トレーラーと本編冒頭22分が上映されたが、あまりの衝撃的な内容のため、一部シーンはマスキング処理されて非公開となった。主演はクーパー・ホフマン、デヴィッド・ジョンソン、チャーリー・プラマーら若手俳優たちで、彼らの間に芽生える友情と、その崩壊が物語の鍵となる。
監督のフランシス・ローレンスは不在だったが、脚本家JT・モルナーが登壇し「原作の残酷さと美しさを忠実に再現した」と語った。「この映画は妥協のない作品。キング作品にふさわしい“牙”を残した」と強調した。
最大の注目を集めたのは、『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミル。彼は少年たちを監視する冷酷な軍司令官“メジャー”を演じる。父親の勤務していた米軍基地での経験をもとにリアルな軍人像を作り上げ、「この役は自分の知っている人物そのもの」と語った。撮影初日には、役作りのために共演者と距離を置いたエピソードも披露され、役に徹する姿勢が話題となった。
本作は、友情と極限状態、そして生き残りを賭けた壮絶な戦いを描く衝撃作として、2025年公開に向けて注目を集めている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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